ポールバック コンビ ラソータ
2025/03/18
| 品名 | ポールバック コンビ ラソータ |
|---|---|
| 一般的名称 | ニューカッスル病・鶏伝染性気管支炎混合生ワクチン |
| 承認年月日 | 1:2004/02/18 2:2005/04/26 |
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| 承認区分 | 医薬品 |
| 承継年月日 | |
| 届出年月日 | |
| 再審査結果通知日 | |
| 製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
| 選任製造販売業者 | |
| 製剤区分 | 生物学的製剤 |
| 規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
| 有効期間 | 1年6カ月間 |
| 添付文書 |
| 主成分 | |||||
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| No. | 主成分 | 分量 | |||
| 1 | 発育鶏卵培養弱毒ニューカッスル病ウイルス LaSota・KS株 | 10(8.5)EID50以上/乾燥ワクチン 1バイアル(1,000羽分)中 | |||
| 2 | 発育鶏卵培養弱毒鶏伝染性気管支炎ウイルス H120株 | 10(6.0)EID50以上/乾燥ワクチン 1バイアル(1,000羽分)中 | |||
| 包装単位 | 1)1,000羽分1セット:1,000羽分バイアル(点眼・点鼻用は溶解用液30mL、点眼・点鼻アダプターを添付する。飲水投与専用は、溶解用液及び点眼・点鼻アダプターを添付しない)。 2)3,000羽分1セット:3,000羽分バイアル(飲水投与専用) 3)5,000羽分1セット:5,000羽分バイアル(飲水投与専用) |
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| 使用禁止期間 | |
|---|---|
| 休薬期間 | |
| 効能効果 | ニューカッスル病及び鶏伝染性気管支炎の予防 |
| 用法用量 | 1.飲水投与法 ワクチンを投与する群は、予め絶水させておき、乾燥ワクチンを下記の水の量に溶かして投与する。 鶏の日齢 1,000羽分 3,000羽分 5,000羽分 7日齢まで 5L 15L 25L 30日齢まで 10~20L 30~60L 50~100L 30日齢以上 20~40L 60~120L 100~200L 2.点眼又は点鼻投与法 乾燥ワクチンを添付溶解用液で溶解した後、添付の点眼・点鼻用アダプターをセットし、眼または鼻孔に1羽につき1滴(0.03mL)投与する。 |
| 使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は要指示医薬品であるので、獣医師の処方せん・指示により使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。 (4)本剤は鶏以外に使用しないこと。 【使用者に対する注意】 誤って眼、鼻、口に入った場合や誤接種した場合、本剤の成分によりアレルギー等の症状を呈することがあるので、直ちに以下の処置をとること。 (1)誤って本剤が作業者の眼、鼻、口に入った場合は、直ちに水道水等で洗い流すこと。 (2)誤って本剤を人に接種した場合は直ちに吸引器具等を用いて誤接種部位から吸い出すこと。 (3)眼、鼻、口や誤接種部位に熱感、腫脹又は疼痛がみられる場合には、医師の診察を受けること。この場合、鶏用ワクチンを誤って眼、鼻、口に入ったあるいは誤接種してしまったこと、本使用説明書に記載されているワクチンの成分を医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 本ワクチンの成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント __________________________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有 無 染症の当否 生・死 __________________________________________ ニューカッスル病ウイルス 当* 生 無 鶏伝染性気管支炎ウイルス 否 生 無 _________________________________________ (*:人の眼や鼻に同ウイルスが入ると結膜炎などの原因になると報告されている) 本ワクチンに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。 共立製薬株式会社 つくば製造所・つくば研究所 〒300-1252 茨城県つくば市高見原2丁目9番地22 TEL:029-872-3361 FAX:029-874-1619 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤の接種前には、必ず対象鶏群の状態を観察し、次のいずれかに該当する鶏群には接種しないこと。 ・元気・食欲の不振、発熱、異常呼吸音、下痢など病気の徴候があるもの。 ・病気の治療中または治癒後間がないもの。 ・他のワクチン接種、移動等によりストレスを受けているもの。 ・発育が悪く、明らかに栄養不良状態にあるもの。 (2)導入または移動後間がない鶏群では、そのストレスに起因する異常が認められた場合があるので、極力本剤の接種は避けること。 (3)本剤の接種後は、温度管理などに十分注意し、鶏に与えるストレスの軽減をはかること。 2.副反応 (1)副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受け、副反応に対して適切な処置を行うこと。 (2)鶏の健康状態や接種方法によっては、ワクチン接種後に呼吸器症状などの接種反応が見られる場合がある。 3.相互作用 (1)本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 (2)鶏伝染性気管支炎ウイルスには多くの血清型があり、異なった生ワクチン株を使用するときは、干渉作用が見られることがあるので、接種間隔を1週間以上あけること。 (3)大腸菌が潜伏感染している場合、鶏伝染性気管支炎生ウイルスが大腸菌症を誘発することがあると報告されているので、注意すること。 4.適用上の注意 (1)移行抗体の量によっては、ワクチン効果が抑制されることがあるので、接種時期を考慮すること。 (2)このワクチンの接種方法には飲水投与法及び点眼・点鼻投与法がある。以下の注意事項を守って使用すること。 《飲水投与の場合》 ・すべての鶏が均等にワクチンを飲めるように十分な給水器具を準備すること。給水器具は消毒薬を含まないきれいな冷水で洗浄すること。 ・希釈する飲水への塩素剤、飲水消毒剤など他の薬剤の混入は絶対に避けること。 ・飲水に水道水を用いる場合は、予め煮沸、汲み置きあるいはチオ硫酸ナトリウム(ハイポ0.01~0.02%)添加などにより残留塩素を除去した後、使用すること。 ・投与に先立ち一時(2~3時間)断水した後、鶏の日齢に応じてワクチンが全ての鶏に行き渡り、かつ2~3時間で飲みつくされるようにワクチンの容液量を調節すること。 《点眼・点鼻投与する場合》 ・点眼・点鼻用器具は、添付された規定のものを使用すること。 ・ワクチンを接種する際には、鶏を保定する手指を消毒し、器具を垂直に保持して器具の先端が鶏の眼に触れないように注意し、滴下すること。触れると眼結膜に傷をつけたり、細菌汚染の原因となることがある。 ・各鶏に1羽あたり1滴ずつ確実に点眼又は点鼻投与し、ワクチン溶液が眼または鼻に吸収されるのを確認してから、鶏を放すこと。 (3)本ワクチンは、噴霧・散霧投与の安全性を確認していないので、噴霧・散霧投与は行わないこと。 【取扱い上の注意】 (1)よく振り混ぜてから使用すること。 (2)本剤の溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌混入、効力低下の恐れがあるので、使用しないこと。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 (4)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (5)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (6)乾燥ワクチン瓶内は真空になっており、破裂するおそれがあるので強い衝撃を与えないこと。 (7)使い残りのワクチン及び使用済のワクチン瓶は、消毒又は滅菌後、医療廃棄物として処分すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かない所に保管すること。 (2)直射日光、高温及び凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 |
| 貯蔵方法 | 2~5℃ |
| 備考 |
| 反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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| 反芻動物由来物質原産国名 |
| 副作用情報 | |||||
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| No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
