日生研NBAC不活化オイルワクチン
2025/03/18
品名 | 日生研NBAC不活化オイルワクチン |
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一般的名称 | ニューカッスル病・鶏伝染性気管支炎・鶏伝染性コリーザ(A・C型)混合(油性アジュバント加)不活化ワクチン |
承認年月日 | 1:2004/09/24 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 要指示医薬品 |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | ニューカッスル病ウイルス石井株(不活化前ウイルス量) | 10(10.7)EID50以上/1バイアル(125mL、500羽分)中 | |||
2 | 鶏伝染性気管支炎ウイルス石田株(不活化前ウイルス量) | 10(10.1)EID50以上/1バイアル(125mL、500羽分)中 | |||
3 | ヘモフィルス・パラガリナルム血清型A№221株 | 10(8.9)個以上/1バイアル(125mL、500羽分)中 | |||
4 | ヘモフィルス・パラガリナルム血清型CG-1株 | 10(10.1)個以上/1バイアル(125mL、500羽分)中 |
包装単位 | 500mL容量のガラス製バイアル又は500mL容量のプラスチック容器に各125mL、250mL又は500mLずつ分注し、密栓したものを小分製品とする。 ガラス製バイアルに分注された小分製品については、直接の被包である紙製組箱に収納し、最終製品とする。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | ニューカッスル病、鶏伝染性気管支炎及びヘモフィルス・パラガリナルムA型菌、C型菌による鶏伝染性コリーザの予防 |
用法用量 | 35日齢以上の鶏の脚部筋肉内に0.25mLを注射する。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (2)本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。 (3)肉用鶏には使用しないこと。 (4)本剤は食鳥処理場出荷前52週間は注射しないこと。 (5)本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。 【使用者に対する注意】 誤って人に本剤を注射した場合は、アジュバントの性状から炎症を起こして腫れや痛みを伴うおそれがあるので、直ちに以下の処置をとること。 ・直ちにオイルワクチンを吸引器具などを用いて誤注射部位から排出すること。 ・患部の消毒等適切な処置をとること。 ・誤注射部位に熱感、腫脹又は疼痛がみられる場合には、本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本剤の成分の特徴 ___________________________________________ 抗 原 アジュバント ________________ 有無 種類 ___________________________________________ ニューカッスル病 人獣共通感染症 不活化ウイルス ウイルス に該当する オイルアジュバント: __________________________ 有 オクタデセン酸 無水マンニトル 鶏伝染性気管支炎 人獣共通感染症 不活化ウイルス エーテル加流動 ウイルス に該当しない パラフィン・ 代謝性オイル混合物 ___________________________ ヘモフィルス・ 人獣共通感染症 不活化ウイルス パラガリナルム に該当しない (A型菌及びC型菌) ___________________________________________ 本剤に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。 日生研株式会社 製品係 〒198-0024 東京都青梅市新町9丁目2221番地の1 TEL 0428-33-1009 、 FAX 0428-31-6696 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤の注射前には対象鶏群の健康状態について検査し、異常を認めた場合は注射しないこと。ただし、対象鶏群がニューカッスル病に罹患するおそれがあり、緊急予防の必要がある時はこの限りではない。その場合、注射適否の判断を慎重に行い、対応すること。 (2)対象鶏群が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気消失、食欲不振、発熱、下痢、呼吸器症状等臨床上異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害が認められるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 (3)ワクチン注射後は、飼育管理に十分に注意し、鶏に与えるストレスの軽減につとめること。 2.副反応 本剤はオイルアジュバントを含有するため、注射後に注射部位に腫脹、硬結等が認められる場合がある。 3.相互作用 本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 4.適用上の注意 (1)注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと。なお、乾熱、高温蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、常温まで冷えたものを使用すること。 (2)本剤容器のゴム栓は、70%アルコールで消毒し、滅菌済みの注射針をゴム栓から刺し込み、ワクチンを注射器内に吸引して使用すること。ゴム栓を取り外しての使用は、雑菌混入のおそれがあるので避けること。 (3)雑菌による汚染を防ぐため、時々注射針を取り替えること。 (4)注射部位を厳守すること。 【取扱い上の注意】 (1)使用前によく振り混ぜ、内容物を均質にすること。また、使用中も時々振り混ぜること。 (2)ワクチン瓶は破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (3)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (4)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (5)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、注意すること。 (6)開封して一度注射針を刺したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは使用しないこと。 (7)使い残りのワクチン及び使用済みのワクチン瓶は適切に処分すること。 (8)使用した器具・器材は、油成分が残存しないように十分洗浄すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かない所に保管すること。 (2)直射日光、加温又は凍結は本剤の品質に影響を与えるので避けること。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | アメリカ |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |