品名	ノロメクチン注
一般的名称

承認年月日	1：2004/09/22
承認区分	医薬品
承継年月日	1：2004/12/01 2：2010/06/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者	共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分	内寄生虫駆除剤
規制区分	指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書

主成分
No.	主成分	分量
1	イベルメクチン	10mg/1mL

包装単位	容量規格：50mL、100mL、250mL、500mL、1,000mL高密度ポリエチレンバイアル 包装：紙製の箱入りで容量及び１箱中の本数は下記のとおり。 50mLバイアル：１箱中１本、５本、１０本入り。 100mLバイアル：１箱中１本、５本、１０本入り。 250mLバイアル：１箱中１本入り。 500mLバイアル：１箱中１本入り。 1,000mLバイアル：１箱中１本入り。

使用禁止期間	牛（搾乳牛を除く）（注射）：食用に供するためにと殺する前４０日間 豚（注射）：食用に供するためにと殺する前３５日間
休薬期間
効能効果	牛（搾乳牛及び分娩予定前２８日間の乳用牛を除く。）及び豚の下記の内部寄生虫及び外部寄生虫の駆除 　牛：内部寄生虫；オステルターグ胃虫、牛捻転胃虫、牛腸結節虫、クーペリア、毛様線虫及び牛肺虫 　　　外部寄生虫；疥癬ダニ（食皮ヒゼンダニ） 　豚：内部寄生虫；豚回虫、豚腸結節虫、豚糞線虫、豚鞭虫及び豚肺虫 　　　外部寄生虫；疥癬ダニ（穿孔ヒセンダニ）及びブタジラミ
用法用量	牛（搾乳牛及び分娩予定前２８日間の乳用牛を除く。）：１回体重１㎏当たり本剤として0.02mL（イベルメクチンとして200μｇ）を皮下注射する。 豚：１回１㎏当たり本剤として0.03mL（イベルメクチンとして300μｇ）を皮下注射する。
使用上の注意	（基本的事項） １．守らなければならないこと （一般的注意） ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、獣医師の指導の下で使用すること。 ・本剤は牛（搾乳牛及び分娩予定日前２８日間の乳用牛を除く。）及び豚用にのみ開発された製剤である。本剤は犬において致死を含む重篤な副作用を引き起こす恐れがあるので、牛及び豚以外の動物には使用しないこと。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 （牛及び豚に関する注意） ・本剤は分娩予定日前２８日間の乳用牛には使用しないこと。 ・本剤は筋肉内、静脈内及び腹腔内注射並びに経口投与には使用しないこと。 （取扱い及び廃棄のための注意）　 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・本剤の保管は火気厳禁とすること（第３石油類・マクロゴール２００・危険等級Ⅲ・水溶性）。 　 ・本剤投与時には、アルコール消毒又は煮沸消毒した注射器を用い、注射部位を消毒剤で消毒すること。注射部位の感染予防のため、清潔な消毒済の注射針を用いること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 ・本剤は、魚及びある種の水棲生物に影響を与えることがあるので、容器及び残りの薬剤は地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 ２．使用に際して気を付けること （使用者に対する注意） ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 （牛及び豚に関する注意）　 　 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・本剤は牛では肩の前後の皮下に、また豚では頚部皮下に注射すること。 ・本剤を他の注射剤と同時に投与する時は、注射部位を変えること。 ・本剤を体重が１６ｋｇ以下（投与量が0.5mL以下）の子豚に投与する時は、特に正確な量を投与するため、0.1mL目盛りのついた注射器を用いること。 ・本剤はシラミの卵を殺さない。シラミの卵の孵化には最大３週間を要するので、投与後に孵化したブタジラミが認められる場合は本剤の再投与を行うこと。 ・牛疥癬ダニの治療に本剤を用いる場合、痒み等の臨床症状は投与後２～３週間以内に消失するが、ダニは検出されることがある。 　　 （取扱い上の注意） ・開封後は遮光して保存し、速やかに使用すること。 （専門的事項） 副作用 ・本剤は注射時に疼痛及び注射部位の腫脹がみられることがあるが、疼痛は一過性であり、腫脹は通常２週間前後で消失する。
貯蔵方法	気密容器、遮光保存
備考	・承継(H16/12/1)三鷹製薬株式会社→川崎製薬株式会社 ・承継(H22/6/1)川崎製薬株式会社→共立製薬株式会社

反芻動物由来物質有無	由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名

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