ゼナキル錠50
2025/03/18
品名 | ゼナキル錠50 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2004/06/11 2:2007/09/28 3:2008/11/20 4:2019/08/20 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2010/06/01 2:2013/07/29 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2011/06/27 |
製造販売業者 | ゾエティス・ジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 合成抗菌剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | マルボフロキサシン | 50.0mg/本剤1錠(365mg)中 | キノロン系 | フルオロキノロン系 | マルボフロキサシン |
包装単位 | 45mL、60mL及び150mL(高密度ポリ容器及び栓) 45mL:上記容器に5錠、7錠、14錠、あるいは50錠 60mL:上記容器に100錠 150mL:上記容器に250錠 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 : スタフィロコッカス・アウレウス、スタフィロコッカス・シュードインターメディウス、パスツレラ・ムルトシダ 適応症 : 犬、猫: 細菌性皮膚感染症 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たりマルボフロキサシンとして2.75~5.5mgを原則として5~7日間、経口投与する。7日間の投与後、動物の症状を観察した上で追加投与が必要と判断された場合は、投与開始から14日を上限として適切な期間投与する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であってもそれを反復する投与は避けること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤は割線入りであるため、用量は1/2錠ずつの増量で算定すること。 ・有害事象がみられることがあるので、すりつぶして投与しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避け、室温で保存すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。 ・食品と区別し、保管すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 (犬及び猫に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (専門的事項) ① 対象動物の使用制限等 ・本剤の投与前には健康状態について検査し、異常を認めた場合は投与しないこと。 ・本剤は安全性試験において幼若犬及び幼若猫の関節障害が認められたため、12ヵ月齢未満の犬及び猫には使用しないこと。また、超大型犬では、成長過程にある18ヵ月未満の犬には使用しないこと。 ・本剤の繁殖に及ぼす影響は確認されていないため、妊娠中及び授乳中の動物には投与しないこと。 ・てんかん発作の既往歴がある動物には慎重に投与すること。 ・類似化合物で過敏症の認められた犬・猫に投与する場合は、慎重に投与すること。 ②重要な基本的注意 ・本剤は、第一次選択薬が無効である症例に限り使用すること。 ・本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。 ・本剤の投与期間は原則として7日以内とし、14日までの追加投与は慎重に行うこと。7日間の投与で症状の改善が認められない場合、処方を再検討すること。 ・本剤の使用にあたっては、局所治療を併用することが望ましい ③副作用 ・本剤の投与により、ときに嘔吐、元気消失、食欲の減退又は下痢がみられることがあるので、飼育者に対して、よく説明すること。 ・犬における安全性試験において、常用最高量の5.5mg/kg群で投与初期に一過性の軽度な摂餌量の減少が認められた。 ・本剤の高用量投与により、アレルギー様反応(耳介の発赤等)がみられることがある。 ④相互作用 ・類似化合物で、非ステロイド系消炎鎮痛剤との併用により、てんかん様の発作がまれに発現するとの報告がある。 ・二価及び三価陽イオン含有物(例;鉄、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム及び亜鉛)を含む薬物はキノロン剤の吸収を妨げるおそれがあるため、併用を避けること。 ・類似化合物で、テオフィリンとの併用により、テオフィリンの血中濃度を上昇させるとの報告があるので、併用する場合にはテオフィリンを減量するなど慎重に投与すること。 ⑤その他の注意 ・ネコではフルオロキノロン剤の高用量投与により網膜の障害が報告されている。 ・同系統の薬剤で、ヒトにおいてきわめてまれに重篤な低血糖があらわれるとの報告がある。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 | ・承継(H22/6/1)ファイザー株式会社→ファイザー製薬株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H25/7/29)ファイザー株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | 米国 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |