動物用ベタセプト
2025/03/18
品名 | 動物用ベタセプト |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2005/03/30 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日本全薬工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 濃塩化ベンザルコニウム液50 | 20g/100mL |
包装単位 | 100mL、500mL(ポリ容器)充填密閉 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | 【休薬期間】 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 外皮噴霧剤として使用する場合 家畜:5日 鶏:3日 飲水添加剤として使用する場合 家畜:14日 牛乳:48時間 鶏:14日 |
効能効果 | 1 獣医医療領域 ・手術野・注射部位の消毒 ・粘膜・皮膚の消毒 ・創傷・裂傷の洗浄・消毒 ・深部感染創の洗浄・消毒 ・膣・子宮の洗浄 ・眼の洗浄 ・膀胱・尿道の洗浄 ・手術器具の消毒 ・分娩前後の局所消毒 2 畜産領域 ・乳房の消毒 ・畜体の消毒 ・畜鶏舎・器材の消毒 ・種卵・ふ卵器機の洗浄・消毒 ・伝染病発生時の飲水の消毒 |
用法用量 | 使用目的に応じ、次の濃度に水で希釈し、散布、浸漬又は洗浄により使用する。 1 獣医医療領域 ・手術野・注射部位の消毒、塩化ベンザルコニウムとして(以下同じ): 0.1~0.2% ・粘膜・皮膚の消毒 :0.01~0.05% ・創傷・裂傷の洗浄・消毒 :0.05~0.1% ・深部感染創の洗浄・消毒 :0.005~0.05% ・膣・眼の洗浄 :0.01~0.05% ・子宮の洗浄 :0.003~0.025% ・膀胱・尿道の洗浄 :0.002~0.0025% ・手術器具の消毒 :0.1% ・分娩前後の局所消毒 :0.025~0.05% 2 畜産領域 ・乳房の消毒 :0.02~0.1% ・畜体の消毒 :0.02~0.025% ・畜鶏舎・器材の消毒 :0.02~0.05% ・種卵・ふ卵器機の洗浄・消毒:0.02~0.05% ・伝染病発生時の飲水の消毒:0.01~0.025% |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 外皮噴霧剤として使用する場合 家畜 : 5日間 鶏 : 3日間 飲水添加剤として使用する場合 家畜 : 14日間 牛乳 : 48時間 鶏 : 14日間 ・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤の使用により、使用者に紅斑、掻痒感、浮腫等の過敏性反応が現れることがあるので、その場合には使用を中止すること。 (対象動物に関する注意) ・本剤の使用により、家畜に紅斑、掻痒感、浮腫等の過敏性反応が現れることがあるので、その場合には使用を中止すること。 ・本剤の使用に際して、密封包帯、ギブス包帯、パックを用いると刺激症状が現れることがあるので、これらを用いないことが望ましい。 ・本剤は、長時間体腔内貯留した場合、全身に吸収され筋に弛緩を起こすことがある。 ・本剤の濃厚液を使用した場合には、皮膚、粘膜に刺激症状が現われることがある。 (取扱い上の注意) ・本剤は、伝染病発生時の飲水消毒以外、経口投与しないこと。 ・炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。 ・本剤は、血清、タンパク質、家畜の排泄物及び石ケン等により、殺菌作用が減弱するので、これらの混入を避けること。 ・本剤は、希釈液として塩類含量の多い水又は井戸水等の硬水を用いる場合には、通常用いる濃度の1.5~2倍の溶液として使用すること。 ・本剤は、深部創傷又は体腔内洗浄に使用する場合には、希釈液として、注射用蒸留水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。 ・線維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は、塩化ベンザルコニウムを吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には有効濃度以下とならないように、新しい溶液を補給すること。 ・皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。 ・本剤の低濃度溶液では、緑膿菌が増殖することがあるので、新しい溶液を使用すること。 ・合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。 ・本剤は、皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので使用しないこと。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |