動物用パラスチミン
2025/03/18
品名 | 動物用パラスチミン |
---|---|
一般的名称 |
承認年月日 | 1:2005/03/30 2:2023/03/03 |
---|---|
承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日本全薬工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 劇薬 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | ネオスチグミンメチル硫酸塩 | 50mg/100mL中 |
包装単位 | 1mL、2mL、5mL、10mL、20mL、50mL(ガラスアンプル) |
---|
使用禁止期間 | |
---|---|
休薬期間 | 本剤投与後下記の期間は、食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:7日 馬:7日 めん羊・山羊:7日 豚:7日 鶏:7日 |
効能効果 | 副交感神経不全による消化管機能障害・排尿困難 |
用法用量 | 1回体重1kg当たりネオスチグミンメチル硫酸塩として下記の量を1日1~2回静脈内、筋肉内又は皮下に注射する。 牛:5~10μg 馬:5~10μg めん羊・山羊:10~20μg 豚:10~50μg 鶏:10~30μg 犬:10~25μg 猫:10~25μg 「休薬期間」 本剤投与後下記の期間は、食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:7日 馬:7日 めん羊・山羊:7日 豚:7日 鶏:7日 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛、馬、めん羊・山羊、豚、鶏 : 7日間 ・ 本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 (対象動物に関する注意) ・本剤の投与により、早産、流産を起こすことがあるので、妊娠中の動物には使用しないこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。 薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避け、遮光して保存すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (対象動物に関する注意) ・本剤を衰弱している動物に投与する場合には、十分に観察を行い、獣医師の指導を受け投与すること。 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 (重要な基本的注意) ・本剤は、鼓脹症、胃拡張、便秘等により胃腸が膨満している動物に投与した場合には胃腸が破裂するおそれがある。 (相互作用) ・本剤は、下記の薬剤と併用した場合、相互に作用又は副作用が増強するので併用しないこと。 ○他の抗コリンエステラーゼ薬(ネオスチグミン等) ○コリン作動薬(コリスチメテート、メタコリン、カルバコール等) ○筋弛緩薬(サクシニルコリン、デカメトニウム等) ○神経節遮断薬(ヘキサメトニウム等) ○鎮痛薬(メペリジン、メサドン、モルヒネ等) ○麻酔薬(シクロプロパン、ハロタン等) (副作用) ・本剤の投与により、不安、苦悶、あい気、発汗、流涙、嘔吐を起こすことがあるので、その場合には、使用を中止し、重度の場合には、硫酸アトロピンを注射する等適当な処置を行うこと。 (その他の注意) ・本剤は、ウサギにおいて血中からのアセトン体の消失を遅延させるとの報告があるのでケトン症(ケトージス等)の動物には、投与しないことが望ましい。 |
貯蔵方法 | 遮光して保存する。密封容器。 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
---|---|
反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |