ゲストロン10000

2025/07/15

品名 ゲストロン10000
一般的名称
承認年月日 1:2005/03/31
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2010/06/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 繁殖用薬
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 胎盤性性腺刺激ホルモン 10,000単位/本品1管中
包装単位 容量規格:10,000単位 ガラスアンプル又はガラスバイアル。

包装単位:10,000単位×5A、10,000単位×10A、10,000単位×5V、10,000単位×10V

溶解液:5mLガラスアンプル又はガラスバイアル
使用禁止期間
休薬期間
効能効果  馬(雌):卵胞のう腫、排卵障害、卵胞発育障害(卵巣発育不全、卵巣静止、卵巣萎縮)

 牛(雌):卵胞のう腫、排卵障害、卵胞発育障害(卵巣発育不全、卵巣静止、卵巣萎縮)
 
 豚(雌):卵胞発育障害(卵巣発育不全、卵巣静止、卵巣萎縮)、分娩後の発情誘起

 犬(雌):卵胞発育障害(卵巣発育不全、卵巣静止、卵巣萎縮)、無発情期における発情誘起

 馬(雄):精巣機能減退(交尾欲減退)

 牛(雄):精巣機能減退(交尾欲減退)

 豚(雄):精巣機能減退(交尾欲減退)
用法用量 本剤は用時に、添付された生理食塩液で溶解し、1日1回1頭当たり胎盤性性腺刺激ホルモンとして下記の量を注射する。

 馬(雌):1,500~6,000単位(筋肉内、皮下注射)

 牛(雌):1,500~10,000単位(静脈内、筋肉内又皮下注射)。

      但し、卵胞のう腫の場合は、のう腫腔内、卵胞発育障害の場合は卵巣実質内に1,500~3,000単位を注射する。

 豚(雌):1,500~3,000単位(筋肉内注射)

 犬(雌): 150~3,000単位(筋肉内注射)

 馬(雄):1,000~2,000単位(筋肉内注射)3日ごとに投与する。

 牛(雄):1,000~2,000単位(筋肉内注射)3日ごとに投与する。

 豚(雄):1,000~2,000単位(筋肉内注射)3日ごとに投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(使用者に対する注意)

・妊娠中の女性に、投与作業を行わせないこと。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(取扱い上の注意)

・本剤は、溶解用液に混和後直ちに振とう溶解し、速やかに使用すること。

・本剤(バイアル)を分割投与する場合は、速やかに使用すること。

・本剤(アンプル)はワンポイントアンプルを使用しているので、アンプルをカットする際には、アンプル上部の青色丸マークが上になるよう持ち、反対方向(下方)へ折るようにすること。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・本剤の投与前には健康状態について検査し、使用の可否を決めること。

②重要な基本的注意

・本剤を血清性性腺刺激ホルモン(PMS)と併用して投与すると過排卵を起こし、多胎妊娠することがある。

・本剤の静脈投与はできるだけ緩徐に行うこと。

・本剤の反復投与により、抗ホルモン抗体が産生され効果を減ずることがある。

③副作用

・本剤の投与により、過敏症反応を起こすことがある。
貯蔵方法 しゃ光、冷所保存
備考 ・承継(H22/6/1)川崎製薬株式会社→共立製薬株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰