動物用ST合剤4%散

2025/03/18

品名 動物用ST合剤4%散
一般的名称
承認年月日 1:2006/01/24 2:2009/07/13
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 日本全薬工業株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 サルファ剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 48カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 スルファメトキサゾール 5g/150g サルファ剤 サルファ剤 スルファメトキサゾール
2 トリメトプリム 1g/150g ジアミノピリジン誘導体 ジアミノピリジン誘導体 トリメトプリム
包装単位 0.5~20kg

1.ポリエチレン内装クラフト紙袋
2.ポリエチレン内装紙箱、ポリエチレン内装ファイバードラム
3.外装容器 金属函又は紙箱
  分包容器 ポリエチレン袋又は貼り合わせアルミニウム箔袋
4.合成樹脂瓶 
使用禁止期間 豚(生後4月を超えるものを除く。):食用に供するためにと殺する前7日間

鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前5日間
休薬期間
効能効果 豚(4ヵ月齢を超える豚を除く):大腸菌による細菌性下痢症、豚胸膜肺炎
鶏(産卵鶏を除く):コクシジウム病、大腸菌症
用法用量 豚(4ヵ月齢を超える豚を除く)
 大腸菌による細菌性下痢症:飼料1t当たり本剤を5~10kgの割合に均一に混ぜて、5日間
                   経口投与する。
 豚胸膜肺炎:飼料1t当たり本剤を2~5kgの割合に均一に混ぜて、7日間経口投与する。

鶏(産卵鶏を除く)
 コクシジウム病:飼料1t当たり本剤を5~10kgの割合に均一に混ぜて、3~5日間経口投             与する。
 大腸菌症:飼料1t当たり本剤を5~10kgの割合に均一に混ぜて、5日間経口投与する。
使用上の注意 「基本的事項」

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

・本剤の使用に当たっては、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・開封後は速やかに使用すること。

・有効期間の過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・食品と区別して保管すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・飼料等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。

(豚及び鶏に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

「専門的事項」

(副作用)

・本剤の有効成分であるトリメトプリムは、実験動物で催奇形作用が認められているので、使用に当たっては慎重を期すこと。

・本剤の有効成分であるスルファメトキサゾールは、実験動物で骨髄細胞の増殖阻害を起こすという文献があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は使用を中止すること。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰