アコマ動物用麻酔器FOー20A

2025/03/18

品名 アコマ動物用麻酔器FOー20A
一般的名称 閉鎖循環式麻酔システム
承認年月日 1:2005/11/01
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 アコマ医科工業株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 高度管理医療機器
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 手術において、小動物に吸入麻酔をかけることを目的とする。
用法用量
使用上の注意 警告

(1)この装置は有資格者が使用すること。

(2)低酸素血症に注意すること。

(3)酸素濃度計を使用すること。

(4)シリンダ内の残量に注意すること。

(5)呼吸回路全般に漏れがないよう、確実に接続すること。

(6)人工呼吸器使用時は、APL弁を閉じておくこと。

禁忌・禁止

(1)分解や改造をしないこと。

(2)О₂と接触する部分には、油脂類や火気及び可燃性のものを置かないこと。

(3)二酸化炭素吸収剤を開封したまま放置すること、循環式呼吸回路に新鮮ガス(主にО₂)が供給された状態のまま放置することなどにより二酸化炭素吸収剤を乾燥させないこと。

(4)警報が作動したままの状態で使用しないこと。

(5)余剰麻酔ガス排除用蛇管の口は塞がないこと。

(6)吸気/呼気弁の清掃にはベンジンやシンナーは使用しないこと。

(7)ディスポーザブル製品は再使用しないこと。

(8)二酸化炭素吸収剤には、直接触れないこと。

(9)漏れ試験中は、回路内圧計から目を離さないこと。

併用医療機器

以下の製品とは併用しないこと。

•確実な接続状態を維持できないもの。

•接続により閉塞を起こすもの。

•離脱が困難なもの。

使用注意

(1)安全確保のため、カプノモ二タ、麻酔ガスモ二タ及びパルスオキシメータなどを併用すること。

(2)異常時には速やかに使用を中止し、他の正常な麻酔器と交換すること。

(3)気化器は専用の添付文書などをよく読み、理解したうえで使用すること。

(4)人工呼吸器は専用の添付文書などをよく読み、理解したうえで使用すること。

(5)酸素濃度計は専用の添付文書などをよく読み、理解したうえで使用すること。

(6)架台を使用する場合

(6-1)落下防止のため、本体は確実に固定すること。

(6-2)転倒防止のため、シリンダはロックチェーンで固定すること。

(6-3)誤使用防止のため、シリンダは配置に注意すること。

(6-4)落下防止のため、モニタシェルフに搭載する機器はベルトで固定すること。

(7)架台を使用しない場合

(7-1)転倒防止のため、シリンダは確実に固定すること。

(7-2)誤使用防止のため、シリンダ用レギュレータの圧力計は見えるようにすること。

(8)シリンダは接続口のゴミやほこりを取り除くため、断続的にガスを放出させること。

(9)漏れ防止のため、ドレン口水抜きネジは、確実に締めること。

(10)漏れ防止のため、吸気/呼気弁のドームキャップ用Oリングは、Oリング溝に確実に取り付けること。

(11)呼気抵抗の増加防止のため、キャニスタ下部に溜まった水は捨てること。

(12) О₂/AIRで使用する場合、流量比に注意すること。

(13)人工呼吸器を使用する場合、麻酔器との接続前に人工呼吸器の換気条件を確認すること。

重要な基本的注意

(1)故障したらその旨を明確に表示し、速やかに修理を受けること。

(2)性能維持のため、定期点検/オーバーホールを受けること。

(3)安全確保のため、使用前には始業点検をすること。

(4)呼吸回路は漏れ試験をしてから患畜に接続すること。

(5)交差感染防止のため、バクテリアフィルタを装着すること。

(6)ガスの定格供給圧力範囲は350-500kPaに保つこと。

(7)性能維持のため、部品の交換には純正品を使用すること。

保守・点検に係る事項

詳細については取扱説明書に記載の“定期点検”、“アフターサービス”、“始業点検チェックリス卜”などを参照する。

使用者による保守点検事項

清掃/洗浄及び消毒/滅菌

(1)薬液などでの清掃は、製品の破損などにつながるのでおこなわない。

(2)液体に浸すような洗浄はしない。

(3)オートクレーブ滅菌は、指定の滅菌温度以下でおこなう。また乾燥などの工程時、滅菌装置 庫内の温度が指定滅菌温度以上になる場合があるので、使用滅菌装置の添付文書などで安全を確認する。

(4)滅菌は使用する装置の滅菌条件を守る。

日常の点検

“始業点検チェックリスト”に従い、実施する。

業者による保守点検事項

定期点検/オーバーホール

(1)1年に1回、定期点検を受ける。

(2)5年に1回、オーバーホールを受ける。

(3)保守契約を結ぶと、定期的な点検を受けることができる。

◎定期点検/オーバーホールを受けないことにより、部品交換や調整ができない場合、故障や異常発生の可能性がある。(事例については取扱説明書を参照する)定期点検/オーバーホールを実施する。

アフターサービス

(1)品質保証書/検査合格証は大切に保管しておく。

(2)修理の際は購入した販売店、もしくはアコマカスタマ・サポートに連絡する。

貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰