動物用輸液ポンプPP-1A
2025/03/18
品名 | 動物用輸液ポンプPP-1A |
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一般的名称 | 輸液用器具 |
承認年月日 | 1:2002/07/24 |
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承認区分 | 医療機器 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 株式会社 テクトロン |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | |
規制区分 | 管理医療機器 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 |
包装単位 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 性能(仕様) ◆定格入力電圧AC100V 50/60Hz ◆定格消費電力10VA ◆輸液方式ペリスタルティック式(輸液チュ-ブをフィンガ-によって圧迫移送する方式 ◆輸液量設定範囲1~300mL/h(アナログ可変) ◆終了予定時間設定範囲連続・1~24時間(アナログ可変) ◆プライミング速度300mL/h ◆輸液量誤差±15% ◆最高輸液圧力150±40kPa ◆使用条件 温度10~40℃ 湿度RH30~85%(但し結露しないこと) ◆保管条件 温度-10~45℃ 湿度RH30~85%(但し結露しないこと) ◆使用輸液セットポンプ専用輸液セット(チュ-ブ径φ3.15×φ4.50) 品名ニプロ輸液セットFPC-5000 (輸液ポンプ用) 効能又は効果 本申請の動物用輸液ポンプにポンプ専用輸液セットを装着し、使用することにより、 動物への輸液が精密かつ安全な持続輸液として行える。 |
用法用量 | ◆使用開始前 (1)外観、構造に破損又は欠落部品等がないか確認をして下さい。 (2)電源コードを接続し、電源を入れ表示に異常がないか確認して下さい。 ◆使用開始 (1)ポンプ本体をポンプ本体取手部についているフックで柵等のパイプに引っかけて下さい。 (2)ポンプ専用輸液セット(ニプロ(株)社製FPC-5000)を準備し、輸液セットのチューブに輸液を行う薬液を充填して下さい。 (3)扉を開け、輸液セットのチューブをポンプに装着して下さい。 ※正面より向かって右側が入口(薬液のボトル側)です。 ※輸液セットのローラークランプは、必ずポンプより下部の位置にして下さい。 (4)扉を閉めトビラクランプを完全に閉めて下さい。 (5)アース付き電源コードが正しく接続されていることを確認し、電源スイッチツマミの位置が「電源入/切」の所にあるか確認(開始の位置にある場合は電源の回す)し、ツマミワンプッシュして下さい。 (6)ポンプの電源が入りますので「閉塞」「気泡」の警報が出ていないか確認して下さい。 (7)輸液量mL/hを設定して下さい。 (8)輸液終了予定時間を設定して下さい。 ※輸液終了予定時間を設定しない場合は、終了予定時間の設定ツマミを左いっぱいの位置(設定時間OFF)にして下さい。 (9)輸液セットのローラークランプを開け、電源スイッチツマミを開始の位置に回して押し、プライミング(早送り)を行い輸液セットの針先より薬液が吐出することを確認して下さい。 (10)電源スイッチツマミを一旦電源側に戻し、輸液動作を停止させて下さい。 (11)輸液セットの針先又は輸液回路を動物へ接続して下さい。 (12)輸液セットのローラークランプが全開になっていることを確認し、電源スイッチツマミを開始の位置に回し、輸液を開始して下さい。 ◆使用中 ・輸液中は輸液量、終了予定時間の設定変更はできません。 一旦、輸液を停止してから行って下さい。 ・輸液中は、電源の状態(電源の断線、電源コードの外れ)に注意して下さい。 ※ポンプには、電源断線時のバックアップ電源がありません。電源が切れると表示、輸液動作全てが停止します。 ・輸液中警報が発生した場合には、警報の原因を明らかにし、適切な処置を行って下さい。 警報の内容、原因、処置方法については、以下のとおりです。 警報内容 : 「閉塞」表示ランプの点灯及びブザー音 原 因 : 輸液セットのロ-ラ-クランプが閉まっている。 処 置 : ローラークランプを開けて下さい 原 因 : 輸液回路に閉塞の箇所がある。 処 置 : 閉塞箇所を修善して下さい。 警報内容 : 「気泡」表示ランプの点灯及びブザー音 原 因 : 輸液回路内に気泡が混入している。 処 置 : 輸液回路内の気泡を取り除いて下さい。 原 因 : 輸液薬液の終了 処 置 : 輸液を終了して下さい。 警報内容 : ブザー音のみ(電源断線警報) 原 因 : AC100V電源の外れ 処 置 : ブザー音のみAC100V電源の外れ電源コードが外れています。確実に差し込みを行い、輸液を再開して下さい。 警報内容 : 動作表示全ての点滅及びブザー音(制御異常警報) 原 因 : 動作表示全ての点滅及内部電子回路又は注入機構部品の異常又は破損 処 置 : 輸液を中止し機体を交換又はメーカーに点検修理依頼をして下さい。 ◆輸液の終了 (1)輸液終了予定時間に達した、又はボトル内の薬液がなくなり気泡警報でポンプが停止し たら、電源スイッチを電源の位置に回し、ワンプッシュし、電源を切って下さい。 (2)輸液セットのローラークランプを閉じ、輸液セットをポンプから取り外して下さい。 (3)電源コードを外しポンプを取り付けている柵等より外して下さい。 (4)ポンプに薬液等が降りかかっている場合は、清掃し、次回の使用に備えて正しく保管 して下さい。 |
使用上の注意 | 1.熟練した者以外は、機器を使用しないこと。 2.機器を設置するときは、次の事項に注意すること。 (1)水のかからない場所に、設置すること。 (2)気圧、温度、湿気、風通し、日光、埃、塩分、イオウ分などを含んだ空気などにより、悪影響の生ずるおそれのない場所に、設置すること。 (3)傾斜、振動、衝撃(運搬時も含む)などの安定状態に、注意すること。 (4)化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に、設置しないこと。 (5)電源の周波数と電圧及び許容電流値(または消費電力)に注意すること。 (6)輸液ポンプを設置する近くに、高周波ノイズを発生する医用電気メス、携帯電話機等の無線通信機が無いか確認して下さい。 3.機器を使用する前には、次の事項に注意すること。 (1)スイッチの接触状況、極性、設定スイッチ、表示類などの点検を行い、機器が正確に作動することを確認すること。 (2)全てのコードが正確かつ安全に接続されているか確認すること。 (3)機器の併用は、正確な判断を誤らせたり、危険を起こす恐れがあるので十分注意すること。 (4)動物に直接接続する注入回路を、再点検すること。 (5)電源の状態を確認すること。 (6)輸液ポンプを使用する近くに、高周波ノイズを発生する医用電気メス、携帯電話機等の無線通信機がある場合は、高周波ノイズの発生源となるそれらの機器の電源を切って使用すること。 4.機器の使用中は、次の事項に注意すること。 (1)診断、治療に必要な時間、量を越えないように注意すること。 (2)機器全般及び患者に異常の無いことを、絶えず監視すること。 (3)機器及び動物に異常が発見された場合には、動物に安全な状態で、機器の作動を止めるなどの適切な処置を構ずること。 (4)輸液ポンプを使用している箇所に、高周波ノイズを発生する医用電気メス、携帯電話機等の無線通信機器が近ずかないように注意すること。 5.機器の使用後は、次の事項に注意すること。 (1)定められた手順により、操作スイッチなどを使用前の状態に戻した後、電源を切ること。 (2)保管場所については、次の事項に注意すること。 Ⅰ 水のかからない場所に保管する。 Ⅱ 気圧、温度、湿気、日光、風とおし、埃、塩分、イオウ分を含んだ空気などにより、悪影響の生ずる恐れのない場所に、保管すること。 Ⅲ 傾斜、振動、衝撃などの不安定状態な場所に、保管しないこと。 Ⅳ 化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に、保管しないこと。 (3)機器は、次回の使用に支障のないように必ず清掃しておくこと。 6.故障したときは、適切な表示を行い、修理は専門家にまかせること。 7.機器は、改造しないこと。 8.保守点検 (1)機器及び部品は、保守点検マニュアルを使用し定期点検を行うこと。 (2)しばらく使用しなかった機器を再使用するときは、使用前に必ず機器が正常かつ安全に作動するかを、確認すること。 9.その他必要な事項 (1)輸液セットは、ポンプ専用の輸液セットを使用のこと。 (2)本体に薬液等が降り掛からないように注意すること。 (3)輸液中は、機器に依存せず薬液の減量と機器の作動状態の確認を行い常に監視を行うこと。 (4)安全装置が作動したときには、速やかに原因を明らかにし、適切な処置を行うこと。 10.保守管理 (1)本体は、常に清潔に維持する様心掛け薬液の飛散や汚れは、アルコールかぬるま湯で拭き取ること。 (2)直射日光か、高温多湿又は埃の多い環境での保存は、避けること。 (3)注油の必要はありません。 (4)本機を長時間使用しない時は、保守点検マニュアルを使用し点検を行うこと。 |
貯蔵方法 | |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |