麻酔器 MA-V7型
2025/03/18
| 品名 | 麻酔器 MA-V7型 | 
|---|---|
| 一般的名称 | 閉鎖循環式麻酔システム | 
| 承認年月日 | 1:2002/10/18 | 
|---|---|
| 承認区分 | 医療機器 | 
| 承継年月日 | |
| 届出年月日 | |
| 再審査結果通知日 | |
| 製造販売業者 | 株式会社 ムラコメディカル | 
| 選任製造販売業者 | |
| 製剤区分 | |
| 規制区分 | 高度管理医療機器 | 
| 有効期間 | |
| 添付文書 | 
| 主成分 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| No. | 主成分 | 分量 | |||
| 包装単位 | 
|---|
| 使用禁止期間 | |
|---|---|
| 休薬期間 | |
| 効能効果 | 形式及び仕様:閉鎖循環または半閉鎖式の小動物用全身麻酔器。 酸素、笑気、空気及び揮発性吸入麻酔剤を併用して使用。 流量計1基または2基または3基。 使用目的:手術時の全身麻酔及び人工呼吸用 | 
| 用法用量 | ガス関係:ボンベ及びパイピングからの各ガスの接続部の確認 ガスリーク検査:気化器及びアブゾーバーの回路を閉じてガスリークの無いことを確認呼吸回路の抵抗の少ないことを確認 1使用方法 1)先ずガス供給源、本医療用具に具備されているボンベホルダーにガスボンベを搭載して、各々減圧弁を取り付ける。 または建物に設備されているパイピングから供給されるガスを流量計に接続する。 2)次に流量計の流量調製ノブを開いて、笑気ガス、酸素及び/または空気が適量流出するように調節する。 3)次にオプションの気化器の濃度設定ダイヤルを適当な位置に調節して、フレッシュガスアウトレットを経由してサークルアブゾーバーに適量のガスが流れるようにする。 4)気化器(オプション)が付属されない場合は流量計から直接サークルアブゾーバーヘガスが流れるようにする。 5)サークルアブゾーバー回路内の吸気弁から患畜へ麻酔ガスが吸入される。患畜の肺から出た吸気は吸気弁を通り、キャニスター内に重填されたソーダライムによりCO2が吸収されて新鮮ガスと共に回路内を循環される。 2ガスリーク点検 1)ガス供給源から流量計までのガスリーク点検 2)流量計からO2フラッシュバルブ、中間接続用金具及び気化器を経由してフレッシュガスアウトレットまでのガスリーク点検 3)サークルアブゾーバー部分を構成する吸気弁、吸気弁、キャニスター及びポップオフバルブより呼吸バッグに至るまでの呼吸回路ガスリーク点検。 3使用前確認 1)ガス供給源の内圧の点検及び減圧弁が正常に機能しているかの確認。 2)流量計及びO2フラッシュバルブが正常に機能しているかの確認。 3)サークルアブゾーバー部分を構成する吸気弁、呼気弁、キャニスター及び肺内圧計の作動による点検。 4)ポップオフバブルの圧力調製が段階的に機能するかの確認。 5)周辺部品の外観の点検。 | 
| 使用上の注意 | 【警告】 ① 洗浄・消毒・滅菌等のために分解した場合は、確実に再組立を行ない、さらに必ず動作確認を実施すること。 ② 故障したときは、適切な表示を行ない、修理は専門家に任せること。 【禁忌・禁止】 使用方法に係る禁忌 ① 可燃性の麻酔ガスは使用しないこと。 ② 機器は改造しないこと。 ③ 不具合状態で使用しないこと。 ④ ディスポーザブル製品の再使用は行なわないこと。 ⑤ 酸素ボンベには油の使用を禁止し、また火気は厳禁である。 ⑥ 笑気ガスボンベは倒したり、傾斜させて使用してはならない。必ず立てて使用すること。 ⑦ 揮発性麻酔薬の使用は、指定された専門麻酔器を使用し、それ以外の気化器には絶対に使用しないこと。 【組成・性状・構造等】 1)構成 本装置は以下のユニットにより構成される。 ① ガス供給部 ② サークルアブゾーバー ③ 炭酸ガス吸収装置(キャニスター) ④ 余剰麻酔ガス排除装置 ⑤ 気化器 2)寸法及び重量 ① 本体寸法:365W×430D×1430Hmm(サークルアブゾーバーは含まず。) ② 本体重量:46kg 【性能、使用目的、効果・効能】 1)性能 ① 使用ガス:酸素(O2)、笑気(N2O:亜酸化窒素)、空気 ② 揮発性麻酔薬 ③ 定格供給圧: 400±100kP a④ 酸素(O2)流量計目盛:0.1~10.0L/min. 笑気(N2O)流量計目盛:0.5~10.0L/min. ⑤ 酸素(O2)フラッシュ流量:定格供給圧で 35~75L/min. ⑥ 炭酸ガス吸収キャニスター容量:350mL×2pcs 2)使用目的 小動物(主として犬・猫等)の外科手術時に、全身麻酔および人工呼吸を施すために使用される。 【操作方法又は使用方法等】 装置の詳細な操作方法及び使用方法については装置付属の取扱説明書を参照のこと。 1)機器の組立 ① 医療ガス配管を接続する。 ② 気化器を取り付ける。 ③ サークルアブゾーバーを取り付ける。 ④ 呼吸回路および各種接続チューブを取り付ける。 2)使用前の点検 ① 配管パイピングの供給圧を確認する。 ② 使用ガスボンベの内容量を確認する。 ③ 揮発性麻酔薬の内容量を確認する。 ④ 炭酸ガス吸収剤に大きな色の変化が無いことを確認する。 ⑤ 規定のリーク検査を行なう。(以下イ)~ハ)) イ)ガス供給源から流量計までのガスリーク検査 ロ)流量計からフラッシュバルブ、中間接続用金具及び気化器を経由して、フレッシュガスアウトレットまでのガスリーク点検。 ハ)サークルアブゾーバー部分を構成する吸気弁、呼気弁、キャニスターおよびポップオフバルブより呼吸バッグに至るまでの呼吸回路ガスリーク点検。 3)操作方法 ① 必要なガスを流す。 ② 気化器を必要な濃度に設定する。 4)使用後の確認 ① 流量計、気化器がOFFになっていることを確認する。 ② 各々のボンベのバルブが閉じられていることを確認する。 ③ 呼吸回路やバッグを取り外し、必要に応じて洗浄、消毒、滅菌を行なう。 【使用上の注意】 ① 装置付属の取扱説明書を読み、よく理解してから使用すること。 ② 使用中は機器および患畜に異常が無いことを絶えず監視すること。 ③ 周囲温度10~35℃、相対湿度30~85%の環境で使用すること。 ④ 水のかからない場所で使用すること。 ⑤ 気化器を長期間使用しないときは、麻酔薬液を抜いておくこと。 ⑥ ディスポーザブル製品の再使用は行なわないこと。 【作動・動作原理】 詳細については、装置付属の取扱説明書を参照のこと。 ① パイピング又はボンベから供給された酸素、笑気ガスおよび空気を減圧弁により減圧し、流量計において流量を設定・計測する。 ② 気化器において、揮発性麻酔薬の気化と濃度調節を行なう。 ③ ガス供給部より供給された新鮮ガスは、吸気相では吸気弁から吸気管を通り患畜の肺に送られ、呼気相では呼気管を通り呼気弁を開いて呼吸バックに溜まる。 ④ 呼吸バッグからの呼気は炭酸ガス吸収装置(キャニスター)で呼気ガス中の炭酸ガスを吸収し、新鮮ガスと混合して再び患畜に送られる。 ⑤ 回路内の余ったガスは、余剰麻酔ガス排除装置に送られる。 【貯蔵方法および有効期間】 ① 水のかからない場所に保管すること。 ② 気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分等を含んだ空気等により、悪影響を生ずる恐れの無い場所に保管すること。 ③ 傾斜、振動、衝撃等のないところに保管すること。 ④ 化学薬品の保管場所等には保管しないこと。 【保守点検に係る事項】 ① 本体および気化器は必ず定期点検を行なうこと。 ② ディズポーザブル製品の再使用は行なわないこと。 その他保守点検の詳細は、装置付属の取扱説明書「保守点検」の項を参照のこと。 【製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称および住所等】 製造業者氏名: 株式会社 ムラコ メディカル 住所 : 東京都文京区本郷3-25-9 電話番号: 03-3814-8477 FAX番号 : 03-3816-7838 | 
| 貯蔵方法 | |
| 備考 | 
| 反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し | 
|---|---|
| 反芻動物由来物質原産国名 | 
| 副作用情報 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 | 
