テレメス

2025/05/16

品名 テレメス
一般的名称
承認年月日 1:1976/01/07 2:1987/09/03
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 フジタ製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 治療を主目的としない医薬品
規制区分
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩50%液 20g/100mL中
包装単位 1L、5L、18L、180L
使用禁止期間
休薬期間 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。

豚:7日
効能効果 1)畜・鶏舎の消毒 

2)搾乳器具・ふ卵器具の消毒 

3)乳房・乳頭の消毒 

4)種卵卵殼の消毒 

5)豚体の消毒 

6)踏込消毒槽
用法用量 (1)畜・鶏舎:ポリアリキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.01~0.05%となる水溶液(本剤の200~1000倍水溶液)を床面、壁又は天井に適量散布する。

(2)搾乳器具・ふ卵器具:ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.01~0.05%となる水溶液(本剤の200~1000倍水溶液)を適量散布するか、又は同濃度の水溶液に浸漬する。

(3)乳房・乳頭:ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.005~0.015%となる水溶液(本剤の700~2000倍水溶液)で清拭する。

(4)種卵卵殻:ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.005~0.015%となる水溶液(本剤の700~2000倍水溶液)に3~5分間浸漬する。

(5)豚体の消毒:ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.01~0.05%となる水溶液(本剤の200~1000倍水溶液)を適量噴霧する。

(6)踏込消毒槽:ポリアルキルポリアミノエチルグリシン塩酸塩として0.01~0.05%となる水溶液(本剤の200~1000倍水溶液)を使用する。
使用上の注意     【一般的注意】

(1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

(2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(3)本剤を畜体に直接噴霧後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。
 
    豚:7日間

(4)本剤は獣医師の指導の下で使用すること。

    【使用者に対する注意】

(1)誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

(2)アレルギー体質者等で、発赤、掻痒感等の過敏症状が現れた場合には、直ちに使用を中止すること。

(3)原液及び濃厚液が皮膚、眼、飲食物、飼料、被服、幼小児の玩具等に直接かからないように注意すること。

(4)散布又は噴霧中には、マスク、メガネ、ゴム手袋等の保護具を使用して、本剤を吸い込んだり、直接触れないように注意すること。

(5)本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い、医師の診察を受けること。

(6)使用した後又は皮膚に付着したときは石けん等でよく洗うこと。

    【対象動物に対する注意】

1 副作用
 
 副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

2 適用上の注意

 (1)搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること。

 (2)希釈液は、使用の都度調製すること。

 (3)希釈液を調製する場合には、次のことに注意すること。

  ア)原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。

  イ)鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。

  ウ)調製に使用する容器は、あらかじめ十分に水洗いしておくこと。

 (4)搾乳器具は、消毒後、水で十分に洗浄し、牛乳中に薬剤が混入しないようにすること。

 (5)有機物質等(糞・尿等の汚物、血液、血清、牛乳等)は、本剤の消毒効果を減弱させるので、水で十分に清拭又は洗浄して有機物質等を除去してから使用すること。

 (6)本剤は他の殺虫剤や消毒剤と混合して使用しないこと。

    【取扱い上の注意】

(1)本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

(2)原液及び希釈液を誤飲しないように注意すること。

(3)食品用の容器に小分けして使用又は保管しないこと。

(4)寒冷地において冬期に結晶が析出した場合は、加熱して溶解してから使用すること。

(5)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

(6)本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

(7)大量の薬液が、活性汚泥法による汚水処理施設等に流入しないように注意すること。

(8)薬液が魚類の生息する河川等に直接流入しないように注意すること。

(9)本剤は有効期間を設定してある動物医薬品なので使用期限を過ぎた医薬品は使用しないこと。
 
    【保管上の注意】

(1)小児の手の届かないところに保管すること。

(2)本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。
貯蔵方法 気密容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰