携帯用X線撮影装置 PORTA 100HF

2025/03/18

品名 携帯用X線撮影装置 PORTA 100HF
一般的名称 可搬型エックス線診断装置
承認年月日 1:2006/05/01 2:2018/09/12
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社 ジョブ
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 管理医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 1.装置の性能、使用目的
本装置は、主として動かすことが困難な患畜を対象に、装置を携帯して身体各部のエックス線撮影に使用します。

使用対象動物は、犬、猫、鳥 です。

2.仕様
(1)装置出力定格          2kW

(2)管電圧範囲           40kV~100kV

(3)管電流範囲           40~66kV/30mA
                     68~100kV/20mA

(4)mAs範囲            0.3~50mAs

(5)エックス線管
      エックス線管名      D-124
                      タングステン固定陽極
      実効焦点          1.2×1.2mm
      陽極熱容量        14kJ(20kHU)

(6)可動絞り
      ランプ定格         12V・50W
      ランプタイマー       30秒
用法用量 1.準備
(1)電源コードの接続
 電源コードを電源のコネクタに接続し、他端を商用電源(AC100V又はAC200V)のコンセントに接続します。
(2)ハンドスイッチケーブルをコネクタに接続します。
(3)電源投入
  電源スイッチをONにし、LINEランプ(緑)の点灯を確認します。
  電源が入ると表示器に数字が表示されます。

2.操作
(1)パネルのkV選択スイッチとmAs選択スイッチで所要の照射条件を選択します。
(2)所要の撮影方法及び撮影距離に装置を設定します。
(3)コリメータランプ押釦スイッチを押しますと十字の光マークが照射されます。
   絞り開閉器ツマミを回転して所要のエックス線照射範囲を設定します。
(4)ハンドスイッチ釦の1段目を押し下げるとREADYランプ(緑)が点灯し、曝射準備の状態になります。
(5)ハンドスイッチ釦を更に押し下げるとX-RAYランプ(赤)が点灯し、設定した管電圧kVと電流時間積mAsに応じたX線が曝射されます。
(6)エックス線曝射が終了するとブザーが鳴り、WAITランプ(黄)が点滅して次の曝射の待ち状態に入ったことを知らせます。

3.使用後
(1)電源を切ります。
(2)電源ケーブルをコンセントから取り外します。
(3)電源ケーブル及びハンドスイッチケーブルを装置から取り外します。
使用上の注意 この使用上の注意の記載は、供給電源の定格電圧又は仕様電圧範囲中の最大電圧が15V以下のものについては、省略することができ、また、機器によっては関係のない注意事項を省略することができる。

1.熟練した者以外は、機器を使用しないこと。
2.機器を設置するときには、次の事項に注意すること。
 (1)水のかからない場所に設置すること。
 (2)気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、イオウ分などを含んだ空気などにより悪影響の生ずるおそれのない場所に設置すること。
 (3)傾斜、振動、衝撃、(運搬時を含む)など安定状態に注意すること。
 (4)化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に設置しないこと。
 (5)電源の周波数と電圧及び許容電流値(または消費電力)に注意すること。
 (6)電池電源使用の場合は、電池電源の状態(放電状態、極性など)を確認すること。
 (7)アースを正しく接続すること。

3.機器を使用する前には、次の事項に注意すること。
 (1)スイッチの接触状況、極性、ダイアル設定、メーター類などの点検を行い、機器が正確に作動することを確認すること。
 (2)アースが完全に接続されていることを確認すること。
 (3)すべてのコードの接続が正確でかつ完全であることを確認すること。
 (4)機器の併用は正確な診断を誤らせたり、危険を起こすおそれがあるので、十分注意すること。
 (5)患畜に直接接続する外部回路を再点検すること。
 (6)電池電源を使用の場合は、電池電源を確認すること。

4.機器の使用中は、次の事項に注意すること。
 (1)診断、治療に必要な時間・量をこえないように注意すること。
 (2)機器全般及び患畜に異常のないことを絶えず監視すること。
 (3)機器及び患畜に異常が発見された場合には、患畜に安全な状態で機器の作動を止めるなど適切な措置を講ずること。
 (4)機器に患畜がふれることのないように注意すること。

5.機器の使用後は、次の事項に注意すること。
 (1)定められた手順により、操作スイッチ、ダイアルなどを使用前の状態に戻したのち、電源をきること。
 (2)コード類のとりはずしに際しては、コードを持って引き抜くなど無理な力をかけないこと。
 (3)保管場所については、次の事項に注意すること。
  ⅰ.水のかからない場所に保管すること。
  ⅱ.気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、イオウなどを含んだ空気などにより悪影響の生ずる恐れのない場所に保管すること。
  ⅲ.傾斜、振動、衝撃(運搬時を含む)などの安定状態に注意すること。
  ⅳ.化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に保管しないこと。
 (4)附属品、コード、導子などは清浄にした後、整理してまとめておくこと。
 (5)機器は、次回の使用に支障のないよう必ず清浄にしておくこと。

6.機器が故障したときは、勝手にいじらず適切な表示を行い、修理は専門家にまかせること。

7.機器は勝手に改造しないこと。

8.保守点検
 (1)機器及び部品は、必ず定期点検を行うこと。
 (2)しばらく使用しなかった機器を再使用するときには、使用前に必ず機器が正常にかつ安全に作動することを確認すること。

9.その他
取り扱い説明書に従い、正しい操作をすること。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰