牛・馬・豚・犬・猫用超音波画像診断装置 HS-1500V

2025/03/18

品名 牛・馬・豚・犬・猫用超音波画像診断装置 HS-1500V
一般的名称 超音波画像診断装置
承認年月日 1:2004/09/06
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 本多電子株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 本装置は、体内の組織の状態をリアルタイム(実時間)画像で得られることから、Bモードで牛、馬、豚、犬、猫の妊娠診断、結石、腫瘍や寄生虫の有無等の確認をすること、また、Mモードで心臓疾患を診断することを目的とする超音波診断装置である。
用法用量 1.プローブ(形名HCS-336M,HCS-352M、HCS-3710M、HLS-338M、HLS-313、HLS-375M、HLV-375M、HLV-3212M)使用の場合 (図は全て省略)
1)商用電源で、使用する場合は、AC電源スイッチをONにし、本体電源キーを押して、液晶ディスプレイ上に〔図1〕のような初期画面が現れるのを待ちます。
内部バッテリーで使用する場合は、本体電源キーを押して、液晶ディスプレイ上に〔図1〕のような初期画面が現れるのを待ちます。
2)初期画面が正常に表示されている事を確認した後、患畜のIDデータ等の入力を行ないます。
3)液晶ディスプレイ上のブライト調整ツマミを適切に調製します。
4)プローブ(探触子)先端部の音響レンズ(2P-b)に超音波ゼリーを塗ってから、その部分を動物の体表面に当て、液晶ディスプレイ上に映し出される〔図2〕のようなBモード像を観察しながら、感度調節ツマミ、STC調節ツマミ等を適当に設定します。(その他のプローブを使用する場合は「2.その他プローブ使用の場合」参照)
5)映像の記録を残す場合は、フリーズキーを押して、画面を静止画像(フリーズ)にします。
6)5)の映像を記録させたい場合は、本体のビデオ出力端子にビデオプリンタを接続することにより画像を記録保存することができます。
7)操作が完了したら、本体電源キーを押してOFFにして、商用電源使用時は、AC電源スイッチをOFFにします。また、ビデオプリンタなどの外部装置の電源も同様にOFFにします。
8)本体及び付属装置の電源コードをコンセントから抜き取ります。
9)使用後は、プローブ(探触子)を本体より外し、よく拭いてから湿気の少ない場所に保存します。
10)内部バッテリーの充電は、電源コードをACインレットに接続して、本体電源スイッチをONにします。

2.その他プローブ使用の場合
1)形名HCS-3710MV、HCV-3710MVプローブの場合
プローブ(探触子)先端部の音響レンズに超音波ゼリーを塗ってから、挿入部分に指定のプローブカバー(※1)を被せ、それを動物の体腔内に挿入し、液晶ディスプレイ上に映し出されるBモード像を観察しながら、感度調節ツマミ、STC調節ツマミ等を適当に設定します。
2)形名HLS-375MRプローブの場合
プローブ(探触子)先端部の音響レンズに超音波ゼリーを塗ってから、挿入部分に指定のプローブカバー(※1)を被せ、それを動物の体腔内に挿入した後、水を外部よりプローブカバー内に注入し、液晶ディスプレイ上に映し出されるBモード像を観察しながら、感度調節ツマミ、STC調節ツマミ等を適当に設定します。
※1:指定のプローブカバーは、富士ラテックス製で、滅菌済のディスポーザブル商品です。
使用上の注意 1.熟練した者以外は機器を使用しないこと。
2.機器を設置するときには、次の事項に注意すること。
(1)水のかからない場所に設置すること。
(2)気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、イオウ分などを含んだ空気などにより悪影響の生ずるおそれのない場所に設置すること。
(3)傾斜、振動、衝撃(運搬時を含む)など安全状態に注意すること。
(4)化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に設置しないこと。
(5)電源の周波数と電圧及び許容電流値(又は消費電力)に注意すること。
(6)電池電源を使用の場合は電池電源の状態(放電状態、極性)などを確認すること。
(7)アースを正しく接続すること。
3.機器を使用する前は次の事項に注意すること。
(1)スイッチの接触状況、極性、ダイヤル設定、メーター類などの点検を行い、機器が正確な作動をすることを確認すること。
(2)アースが完全に接続されていることを確認すること。
(3)すべてのコードの接続が正確でかつ完全であることを確認すること。
(4)機器の併用は正確な診断を誤らせたり、危険をおこすおそれがあるので、十分注意すること。
(5)動物に直接接続する外部回路を再点検すること。
(6)電池電源を使用の場合は電池電源を確認すること。
4.機器の使用中は次の事項に注意すること。
(1)診断・治療に必要な時間・量をこえないよう注意すること。
(2)機器全般及び動物に異常のないことを絶えず監視すること。
(3)機器及び動物に異常が発見された場合には、動物に安全な状態で機器の作動を止めるなど適切な措置を講ずること。
(4)機器に動物が触れることのないよう注意すること。
5.機器の使用後は次の事項に注意すること。
(1)定められた手順により操作スイッチ、ダイヤルなどを使用前に戻したのち、電源を切ること。
(2)コード類のとりはずしに際してはコードを持って引抜くなど無理な力をかけないこと。
(3)保管場所については次の事項に注意すること。
Ⅰ水のかからない場所に保管すること。
Ⅱ気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、イオウ分などを含んだ空気などにより悪影響の生ずるおそれのない場所に保管すること。
Ⅲ傾斜、振動、衝撃(運搬時を含む)など安全状態に注意すること。
Ⅳ化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に保管しないこと。
(4)付属品、プローブ(探触子)、コードなどは洗浄したのち、整理してまとめておくこと。
(5)機器は次回の使用に支障のないよう必ず洗浄しておくこと。
6.故障したときは勝手にいじらず適切な表示を行い、修理は専門家にまかせること。
7.機器は改造しないこと。
8.保守点検
(1)機器及び部品は必ず定期点検を行なうこと。
(2)しばらく使用しなかった機器を再利用するときには、使用前に必ず機器が正常かつ安全に作動することを確認すること。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰