水産用フロルフェニコール散「コーキン」

2025/05/13

品名 水産用フロルフェニコール散「コーキン」
一般的名称
承認年月日 1:2007/02/16
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 コーキン化学株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 合成抗菌剤
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 フロルフェニコール 25mg/本品1g中 アンフェニコール系 アンフェニコール系 フロルフェニコール
包装単位 100g~1kg

5kg(100gアルミ袋×50分包)、10kg(100gアルミ袋×100分包)、5kg(1kgアルミ袋×5分包)、10kg(1kgアルミ袋×10分包)
使用禁止期間 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で水揚げを行わないこと。

スズキ目魚類 食用に供するために水揚げする前5日間

ウナギ目魚類 食用に供するために水揚げする前7日間
休薬期間
効能効果 下記疾病魚類の死亡率の低下。

スズキ目魚類:類結節症、連鎖球菌症

ウナギ目魚類:パラコロ病
用法用量 魚体重1kgあたり1日量フロルフェニコールとして下記の量を飼料に添加して5日間投与する。

スズキ目魚類、ウナギ目魚類:10mg(本剤として0.4g)
使用上の注意 【基本的事項】

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は下表に掲げる対象魚種の対象疾病を治療するために使用し、下表に掲げる対象魚種以外の魚又は動物には使用しないこと。

・本剤は、必要量以上使用してもその治療効果は変わらないことから、本使用説明書の【用法及び用量】に従って正しく使用すること。
______________________
 対象魚種      対象疾病       
____________________________________________
 すずき目魚類   類結節症、連鎖球菌症  
____________________________________________
 うなぎ目魚類    パラコロ病      
______________________

・本使用説明書の【用法及び用量】に定められている期間使用した後は、治療の効果の有無にかかわらず、本剤の使用を中止し、繰り返し使用しないこと。

・本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。

・本剤は指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・飼料等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないよう注意すること。

・本剤の取扱い時には、防護メガネ、マスク、手袋、作業着等を着用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤は、よく振り混ぜてから使用すること。

・開封後は速やかに使用すること。

・本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤が他の養殖生簀(又は養殖池)に流入しないよう注意すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。
貯蔵方法 気密容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰