スプラバック (Spra-Vac)

2025/03/18

品名 スプラバック (Spra-Vac)
一般的名称 その他の投薬器
承認年月日
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日 2007/04/20
再審査結果通知日
製造販売業者 ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位  SpraーVacには次の物が添付されています。
  ・ 取扱説明書
  ・ 目盛付ワクチンボトル
  ・ ノズル当たり 3.5mL の使用量チェックのための目盛付試験管
  ・ チェックバルブのスペアパーツキット
  ・ スペアチューブ・スペアシリンジ
使用禁止期間
休薬期間
効能効果  雛へのワクチン接種

 Spra-Vacは一度に100羽の初生雛が入る標準的なカゴに対応できるように設計されてい

 ます。

 1時間あたり4万羽から6万羽の雛にワクチン接種を行うことが出来ます。

 
 
用法用量  【ワクチンの準備】
  当社推奨のワクチンを使用してください。

  ワクチンを混合した場合には、1度に20,000ドーズを超えることは出来ません。

  Spra-Vacの設定が終了し、準備が完了してからワクチンの混合を行ってください。

  ・27度の微温湯中でゆっくりとアンプルを回しながら解凍します (ワクチンの取扱説明書

   をご覧ください)。SelectーOーTemp解凍槽のご使用をおすすめします。

  ・ワクチンと殺菌済み蒸留水を殺菌済みワクチンボトルで混合します(ワクチン10,000

   ドーズに対して水 700mL)。毎日混合するたびに新品の使い捨てシリンジと針を使用

   してください。
 【操作方法】
 
  ・ 雛へのワクチン接種をしやすい場所にSpra-Vacを設置してください。散霧パターンに

    影響を与えるような、空気が直接流れる場所は避けてください。

    脚部を調節して機器が水平になるように設置してください。

  ・ ワクチンボトルにワクチンと殺菌済みの蒸留水の混合液を必要量(700~1,400mL)
    
    入れてください。ワクチンボトルは使用前に必ず洗浄・殺菌を行ってください。
  
  ・ Spra-Vacのフィルターレギュレーターとエアコンプレッサを接続します。

    コンプレッサからの供給量は60~80psi に設定します。

  ・ Spra-Vacのフィルターレギュレーターを50psi にセットします。

  ・ 使い捨てシリンジをセットし、ワクチンチューブをシリンジからチェックバルブ上の

    シリンジポートへつなぎます。

  ・ シリンジ部にあるチェックバルブスロットにチェックバルブをセットします。

    金属製のクリップスプリングとチェックバルブクランプで固定します。

  ・ スプレーノズル部分をキャビネット上部に設置し、ノズルホルダーにノズルを装着します。

  ・ チェックバルブのアウトプットポートにチューブをつなぎます。

  ・ シリンジにワクチンを注入するために床面スイッチを5,6回オンにします。

  ・ 目盛付試験管で使用量を確認します。ノズルごとにワクチン液を3.5mL散霧する事を

    確認してください。正しく噴出しているか、両方のノズルをチェックしてください。

  ・ Spra-Vacのカゴ挿入側から丁寧にカゴをスライドさせて接種を開始します。

    このとき、雛がカゴの中で均一に散らばるようにしてください。

    カゴを後部のストップレールにスライドさせ、カゴがキャビネットから出る前にシリンジが

    完全に作動するまでの時間をとってください。

    シリンジが作動するまでには約1秒かかります。

    1台のSpra-Vacで二人同時に作業している場合、先に入れたカゴが完全にユニット

    の外に出るまで次のカゴを挿入しないでください。

    この間に、シリンジに次のワクチン液が注入されます。


  ・ ワクチン接種後の雛は、風に当たって寒くならないような場所に置いてください。

    寒い季節では、雛を積載するまでバスを暖めておきましょう。

    雛が完全に乾燥するよう、ワクチン接種後積載するまで15分程度待機してください。
  
使用上の注意  構造を良く理解してから操作を始めるようにしてください。

 使用済みのシリンジは認可済みの毒物廃棄用容器に入れて廃棄して下さい。

ニューカッスル病に関する注意
 
 ニューカッスル病ワクチンの散霧接種時にはワクチンの使用上の注意に必ず従って下さい。

ニューカッスル病ワクチンウィルスは人間の眼に炎症を起こす可能性があるので眼や手、

 衣服に付かないように充分注意してください。
貯蔵方法  
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰