牛アデノウイルス7型HA抗原“日生研”

2025/03/18

品名 牛アデノウイルス7型HA抗原“日生研”
一般的名称
承認年月日 1:1986/03/13 2:1987/10/31 3:2003/04/02
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 日生研株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分
有効期間 2年間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 子牛精巣培養細胞培養牛アデノウイルス7型袋井株 HA価16倍以上/乾燥抗原 1バイアル(1mL)中
2 抗牛アデノウイルス7型袋井株牛血清 HI価80倍/指示陽性血清 1バイアル(1mL)中
3 牛アデノウイルス7型抗体陰性牛血清 HI価10倍未満/指示陰性血清 1バイアル(1mL)中
包装単位 乾燥抗原:5mL容量バイアルに2mLつ分注し、凍結乾燥後減圧下で密封する。
指示陽性血清:5mL容量バイアルに1mLつ分注し、凍結乾燥後減圧下で密封する。
指示陰性血清:5mL容量バイアルに1mLつ分注し、凍結乾燥後減圧下で密封する。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 牛アデノウイルス7型に対する赤血球凝集抑制(HI)抗体の検出
用法用量  抗原は5mLの0.1w/v%牛血清アルブミン、0.001w/v%ゼラチン加ベロナール緩衝食塩液(VBS)で溶解し、4℃に数時間~1日間静置する。ついで、別紙Ⅰの方法によりHA価を測定し、HI抗体価の測定には4単位の抗原を用いる。
 指示陽性及び陰性血清は1mLの滅菌精製水で溶解し、被検血清と同様に処理して使用する。
 HI抗体価の測定は、別紙Ⅱの方法により行う。

*別紙Ⅰ、Ⅱについては企画連絡室にお問い合わせください。
使用上の注意 【一般的注意】

(1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(2)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

【実施上の注意】

(1)牛アデノウイルス7型HA抗原のHA価は、牛の個体別赤血球により変動がみられることがあるので、予め調べた牛の赤血球を用いること。

(2)牛アデノウイルス7型のHA像は室温で急速に消失する。

(3)HA及びHI反応時の赤血球浮遊液注加に際しては、プレートを4℃に静置して十分に冷却させてから、予め氷水中で冷却しておいた赤血球浮遊液を用いること。

【判定上の注意】

 判定に際しては、次の事を確認すること。

(1)血球対照及び血清対照に凝集像を認めないこと。

(2)HI反応に使用した抗原が4単位を示していること。

(3)指示血清のHI抗体価が陽性血清では80倍、陰性血清では10倍未満であること。

【取扱い上の注意】

(1)容器内は真空になっており、破裂するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。

(2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

(3)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

(4)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、注意すること。

(5)溶解後は速やかに使用すること。

(6)使用済みの容器は適切に処分すること。

【保管上の注意】

(1)小児の手の届かないところに保管すること。

(2)直射日光又は加温は本剤の品質に影響を与えるので避けること。また、溶解した抗原は凍結すると力価が失われるので、絶対に凍結しないこと。
貯蔵方法 2~5℃
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 アメリカ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰