2015/12/18

報告年月日 2014/09/04
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 ピュアバックス RCPCh-FeLV
製造販売業者名

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社

医薬品区分 生物学的製剤
一般的名称又は主成分
  • 01 : 猫腎(CRFK)細胞培養弱毒猫ウイルス性鼻気管炎ウイルスF2株(シード)
  • 02 : 猫腎(CRFK)細胞培養不活化猫カリシウイルスG1株(シード)
  • 03 : 猫腎(CRFK)細胞培養不活化猫カリシウイルス431株(シード)
  • 04 : 猫腎(IRC5)細胞培養弱毒猫汎白血球減少症ウイルスPLIIV株(シード)
  • 05 : 犬腎(MDCK)細胞培養弱毒クラミジア・フェリス905株(シード)
  • 06 : 鶏胚初代細胞培養猫白血病ウイルス由来防御抗原蛋白発現遺伝子導入カナリア痘ウイルス(vCP97株)(シード)
投与者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2014/08/21 皮下注射 1ドーズ
投与前の保管状況 冷蔵保存

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 雑種
オス
生殖状態 無処置
生理状態 該当なし
年齢 実測 2月
体重 実測 0.9kg
投与する前の診断名又は投与目的 感染症予防
投与したときの健康状態 良好
既往歴 なし
副作用歴 なし
医薬品の投与歴 なし

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:埼玉県
発生年月日 2014/08/21
投与から副作用・感染症発現までの時間 10時間くらい
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 なし
副作用・感染症の種類(症状) へい死、元気消失、呼吸促迫
講じた処置 無処置
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報 なし

意見・対応処置等

因果関係 不明
獣医師等の意見 初めて経験するケースだが、ワクチン以外接種や投薬していないのでワクチンが関与している可能性が高いと考えている。
製造業者等の意見 ワクチン接種から10時間後に発生しているためワクチンが関係している可能性があるが、飼い主が外出していたためワクチン接種後の様子などが明らかではなく、また、症例は2ヵ月齢であり、特別な検査等も実施されていないことから基礎疾患があった可能性も考えられる。さらに剖検も行われなかったため因果関係は不明である。
要因究明・対応措置の内容 今後も同様の情報収集に努める。