2023/10/03
| 報告年月日 | 2023/09/20 |
|---|---|
| 報告者区分 | 製造販売業者 |
発現の要因
1
| 医薬品名 | バンガードプラス 5/CV-L |
|---|---|
| 製造販売業者名 |
ゾエティス・ジャパン株式会社 |
| 医薬品区分 | 生物学的製剤 |
| 一般的名称又は主成分 |
|
| 投与者 | 獣医師 |
投与年月日等
| No. | 投与期間 | 投与経路 | 投与量 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2023/07/06 | 皮下注射 | 1mL |
| 投与前の保管状況 | 遮光冷蔵保存 |
|---|
発現動物
| 発現頭羽数/投薬頭羽数 | 1頭羽/1頭羽 |
|---|---|
| 種類 | 犬 |
| 品種 | 柴犬 |
| 性 | オス |
| 生殖状態 | 無処置 |
| 生理状態 | 該当なし |
| 年齢 | 実測 8年 |
| 体重 | 実測 13.2kg |
| 投与する前の診断名又は投与目的 | 感染症予防 |
| 投与したときの健康状態 | 良好 |
| 既往歴 | 皮膚疾患 |
| 副作用歴 | 当該製品:なし 当該製品以外:不明 |
| 医薬品の投与歴 | 当該製品:あり(2019年、2022年、2023年接種) 当該製品以外:不明 |
発現の概要及び転帰
| 都道府県名・国名 | 国内:群馬県 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2023/07/08 |
| 投与から副作用・感染症発現までの時間 | 2日くらい |
| 効能・効果 | 適応どおり |
| 用法・用量 | 用法・用量外 |
| 併用薬 | なし |
| 副作用・感染症の種類(症状) | 食欲低下、血小板数減少、肝酵素値上昇、下痢、ふらつき、小脳炎(ワクチン接種後脳炎)、免疫介在性溶血性貧血、死亡。 |
| 講じた処置 | 治療(ウルソ(メーカー名・用量不明)スパカール(大原薬品工業・用量不明)プレドニゾロン(メーカー名・用量不明)シクロスポリン(メーカー名・用量不明)) |
| 転帰 | 死亡 |
| 同時に投与した他の動物の情報 |
意見・対応処置等
| 因果関係 | 不明 |
|---|---|
| 獣医師等の意見 | 接種してから時間がだいぶ経過した為、因果関係は不明と考える。 |
| 製造業者等の意見 | バンガードプラス5/CV-Lを接種された犬(柴犬・8歳・雄)が、2日後から食欲低下を呈し接種7日後に血液検査の結果、血小板数減少、肝酵素値上昇が認められ、肝機能改善剤等を投与されるも、接種14日後に下痢、接種15日後にふらつきを呈したため、二次診療病院を紹介され、紹介先で、一般神経学的検査と血液検査から小脳炎(ワクチン接種後脳炎)および免疫介在性溶血性貧血を疑われ、プレドニゾロンとシクロスポリンによる免疫抑制治療を受け、血液検査の結果や臨床徴候は改善傾向にあったものの、接種37日後の散歩後に急死した事例である。 接種2日後から認められた食欲低下や14日後の下痢については、当該ワクチン接種によるアレルギー反応の可能性が無いとは言えない。二次診療病院で疑われた小脳炎と免疫介在性溶血性貧血については、免疫抑制治療の効果が認められたことから、免疫介在性であった可能性は考えられる。当該ワクチン接種がこれら免疫介在性疾患の要因あるいは誘因となった可能性が二次診療病院の診察結果から示唆されているが、遺伝的要因など他の影響も否定できないことからワクチンの関与は不明と考える。 また、免疫抑制治療により症状改善傾向が認められていた後に急死している事については原因が不明であり、当該ワクチン接種との因果関係は不明と考える。 |
| 要因究明・対応措置の内容 | 今後も同様の副作用情報の収集に努める。 |
