2024/04/01
報告年月日 | 2024/03/12 |
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報告者区分 | 製造販売業者 |
発現の要因
1
医薬品名 | バイチコール |
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製造販売業者名 |
エランコジャパン株式会社 |
医薬品区分 | 生物学的製剤以外 |
一般的名称又は主成分 |
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投与者 | 獣医師 |
投与年月日等
No. | 投与期間 | 投与経路 | 投与量 |
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1 | 2023/12/04 | 皮膚投与 | 0.05mL/頭 |
投与前の保管状況 | 不明 |
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発現動物
発現頭羽数/投薬頭羽数 | 32頭羽/40頭羽 |
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種類 | リス |
品種 | 二ホンリス |
性 | 不明 |
生殖状態 | 不明 |
生理状態 | 不明 |
年齢 | 推定 3年 |
体重 | 推定 0.25kg ~ 0.3kg |
投与する前の診断名又は投与目的 | ダニの駆除 |
投与したときの健康状態 | 良好 |
既往歴 | 不明 |
副作用歴 | 無 |
医薬品の投与歴 | 過去に複数回使用(昨年10月及び11月にも3剤を使用し事故は起きていないが薬剤1と薬剤3,薬剤2と薬剤3というように2剤ずつの使用であった。) |
発現の概要及び転帰
都道府県名・国名 | 国内:東京都 |
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発生年月日 | 2023/12/04 |
投与から副作用・感染症発現までの時間 | 1日未満 |
効能・効果 | 適応外使用 |
用法・用量 | 用法・用量外 |
併用薬 | あり:他社動物用医薬品犬猫用滴下剤(フィプロニル/s-メトプレン 0.2mL/頭、滴下)及びネグホン(トリクロホン 使用量:当初の予定量は粉末として45gであったが255gを使用し0.3%になるよう水で希釈して巣箱や木材に噴霧した) |
副作用・感染症の種類(症状) | 死亡 |
講じた処置 | 不明 |
転帰 | 死亡 |
同時に投与した他の動物の情報 | 上記記載 |
意見・対応処置等
因果関係 | 不明 |
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獣医師等の意見 | 獣医師だけでは判断ができなかった。東京都の外部団体で原因究明を行ったが、各検査機関での毒性検査においても特定には至らず、「3剤同時に使ったことが中毒の原因ではないか」という総括になっている。 |
製造業者等の意見 | 本剤は牛又は鶏用製剤でありリスへの使用は承認されていない。本剤は過去にウサギにおける死亡の1件しか重篤例は報告されておらず、比較的安全な薬剤であるといえる。リスが毛づくろいのために薬剤をなめとった可能性もあるが本剤は0.05ml/頭使用され、個体の平均体重が250~300gであったことから体重1kgあたり0.16~0.2ml使用された計算になるが、本剤の急性毒性試験ではマウス・ラットともに経口投与時のLD50(50%致死量)が製剤として20.0ml/kg(フルメトリンとして200mg/kg)以上であるという結果が得られており、毒性的観点から本剤が死亡の要因となった可能性は非常に低いと思われる。また、併用薬が2剤使用されているが、3剤同時に使用したのは今回が初めてであり過去にこれらの薬剤の使用において副作用はみられなかったことから3剤同時に使用したことが原因であった可能性も考えられる。以上のことから総合的に考察した結果、本剤投与と有害事象発生との間の因果関係は不明であった。 |
要因究明・対応措置の内容 | 今後も同様の症例を収集し、原因究明に努めることとする。 |