2019/07/30

報告年月日 2019/07/02
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 スリムチップバイオポリマー「KS」
製造販売業者名

共立製薬株式会社

医薬品区分 医療機器
一般的名称又は主成分
投与者 獣医師

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2019/05/13 イヤータッグ等装着 1
投与前の保管状況 不明

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 ボストンテリア
混在
生殖状態 不明
生理状態 不明
年齢 実測 2月
体重 実測 1.7kg
投与する前の診断名又は投与目的 個体標識
投与したときの健康状態 良好
既往歴
副作用歴
医薬品の投与歴 ワクチンは今回が初回接種

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:千葉県
発生年月日 2019/05/14
投与から副作用・感染症発現までの時間 24時間未満
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 あり:キャニバック6
副作用・感染症の種類(症状) 吐血、急死
講じた処置 無処置
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報

意見・対応処置等

因果関係 不明
獣医師等の意見 ワクチンのみを接種した個体では問題なかったことから、マイクロチップとワクチンの同時接種が何らかの影響を及ぼした可能性はあると考えられる。
製造業者等の意見 マイクロチップ装着当日は特に問題なく帰宅したものの、翌朝死亡しているのを発見された症例である。夜間無人の時間帯に死亡したことから死亡に至るまでの経緯は不明であり、獣医師による遺体の確認等も行われていない。また、当該犬は幼齢であり、検査等も実施されていないことから個体の素因の影響は不明であり、死亡原因の特定は困難である。 本器は世界で500万頭以上の使用実績があるが、本器が原因となった死亡例はこれまで報告されていない。マイクロチップ装着が吐血、急死の原因となることは考えにくいが、因果関係は不明である。
要因究明・対応措置の内容 今後も同様の症例情報の収集に努める。