2021/03/22

報告年月日 2021/02/15
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 ガリプラント錠20mg
製造販売業者名

エランコジャパン株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:グラピプラント
投与者 動物の所有者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2020/12/31〜2021/01/29 強制経口投与 1錠剤
投与前の保管状況 室温

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 ボストンテリア
メス
生殖状態 避妊・去勢済み
生理状態 不明
年齢 実測 156月
体重 実測 9kg
投与する前の診断名又は投与目的 慢性骨関節炎に伴う疼痛管理及び炎症の緩和
投与したときの健康状態 不良
既往歴 不明
副作用歴
医薬品の投与歴

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:福岡県
発生年月日 2021/01/29
投与から副作用・感染症発現までの時間 24時間
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 あり:カルトロフェン・ベット注射液
副作用・感染症の種類(症状) 急性腎不全(クレアチニンの上昇、カリウム高値)、尿毒症、血便、死亡
講じた処置 治療(1月29日~2月1日:点滴
1月30日~2月1日:フロセミド・マニトール・ドパミン)
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報

意見・対応処置等

因果関係 因果関係がないとはいえない
獣医師等の意見 発症当日はレーズンパンも食べたとの事で薬かレーズンで疑っている。
製造業者等の意見 基礎試験等でガリプラント錠20mgによる腎毒性は知られておらず、臨床適用最大量の約10倍量の9ヵ月連続投与試験でも腎不全症状は確認されていない。
現在のところそのような報告もない。他の消炎鎮痛剤との併用使用は推奨されていないものの、有害事象発現より約一か月も前に投与は開始されていることから、併用薬剤との相互作用により発生したと考えるには発現のタイミングが遅いと思われた。また、症状が急激に悪化していることにより、植物由来の腎毒性物質の一つとして知られるレーズンを含むパンを摂取した事が主因と推察された。
要因究明・対応措置の内容 今後も同様に副作用情報の収集に努め、必要に応じて措置を行うものとする。