2022/01/18
| 報告年月日 | 2021/11/10 |
|---|---|
| 報告者区分 | 製造販売業者 |
発現の要因
1
| 医薬品名 | セレニア注 |
|---|---|
| 製造販売業者名 |
ゾエティス・ジャパン株式会社 |
| 医薬品区分 | 生物学的製剤以外 |
| 一般的名称又は主成分 |
|
| 投与者 | 獣医師 |
投与年月日等
| No. | 投与期間 | 投与経路 | 投与量 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2021/10/08 | 静脈内注射 | 0.1mL/kg |
| 投与前の保管状況 | 不明 |
|---|
発現動物
| 発現頭羽数/投薬頭羽数 | 1頭羽/1頭羽 |
|---|---|
| 種類 | 犬 |
| 品種 | 雑種(ポメラニアン×チワワ) |
| 性 | メス |
| 生殖状態 | 無処置 |
| 生理状態 | 妊娠中でも泌乳中でもない |
| 年齢 | 実測 11月 |
| 体重 | 実測 2.9kg |
| 投与する前の診断名又は投与目的 | 避妊手術時の嘔吐抑制および予防対策 |
| 投与したときの健康状態 | 良好 |
| 既往歴 | なし |
| 副作用歴 | 不明 |
| 医薬品の投与歴 | 不明 |
発現の概要及び転帰
| 都道府県名・国名 | 国内:神奈川県 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2021/10/08 |
| 投与から副作用・感染症発現までの時間 | 3分未満 |
| 効能・効果 | 適応どおり |
| 用法・用量 | 用法・用量のとおり |
| 併用薬 | あり:セファレキシンIV20㎎/kgBW(製剤名不明) |
| 副作用・感染症の種類(症状) | 虚脱、心拍低下、心肺停止。 |
| 講じた処置 | 治療(ショックに対する治療として、ボスミン、アトロピン投与。) |
| 転帰 | 回復 |
| 同時に投与した他の動物の情報 |
意見・対応処置等
| 因果関係 | 不明 |
|---|---|
| 獣医師等の意見 | セファレキシンによるものか、セレニアによるものかは不明であるが、セレニア注を用量内でIVすると直後に虚脱、心拍は100から一気に70に下がり心肺停止した。水頭症らしき、斜視の傾向は疑われた。因果関係はないとはいえないと考える。セレニアが原因かどうかは定かでないが、そういった事例があれば資料を頂きたい。 |
| 製造業者等の意見 | 避妊手術時の嘔吐抑制および予防措置としてセレニア注を静脈投与された犬(雑種(ポメラニアン×チワワ)・11ヵ月・雌)が、直後に虚脱、心拍が急激に低下、その後心停止したが、ショックに対する治療法で回復した事例である。本剤の使用上の注意に「本剤を静脈内に注射する場合は、1~2分かけて緩徐に投与すること。」と記載されており、本剤を急速投与した場合薬物濃度が瞬間的に高くなることがあり、一定以上の高濃度に達した場合虚脱等の事象が発現する可能性があることが急性毒性試験で認められている。発現の経緯ならびにショックに対する治療法で回復していることから、本剤によるアナフィラキシーショックが疑われるが、本剤投与直前に、稀に過敏症を起こすことが知られているセフェム系抗生物質を静脈投与されているため、どちらの薬剤が原因となったかは不明と考える。 |
| 要因究明・対応措置の内容 | 今後も同様の副作⽤情報の収集に努める。 |
