2022/08/30

報告年月日 2022/08/09
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 コンベニア注
製造販売業者名

ゾエティス・ジャパン株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:セフォベシンナトリウム
投与者 獣医師

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2022/07/20 皮下注射 8mg/kg
投与前の保管状況 冷蔵保存

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 不明
オス
生殖状態 無処置
生理状態 該当なし
年齢 実測 12年
体重 実測 7kg
投与する前の診断名又は投与目的 細菌性尿路感染症の治療
投与したときの健康状態 不良
既往歴 慢性膀胱炎
副作用歴 当該製品:あり、元気消失(2020/6に初診で、慢性的な膀胱炎があり、コンベニア注を2週間に3回投与している。その時は、飼い主様から少し元気が無くなったと報告を受けた。)
当該製剤以外:なし
医薬品の投与歴 当該製剤:あり
当該製剤以外:あり(「エンロクリア」共立製薬、「ビクタス注射液」DSファーマ、「プレドニゾロン注射」メーカー不明)

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:神奈川県
発生年月日 2022/07/20
投与から副作用・感染症発現までの時間 1時間くらい
効能・効果 適応外使用
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 あり:プレドニゾロン注射(用量、メーカー名ともに不明)
副作用・感染症の種類(症状) 嘔吐、呼吸困難、心肺停止、死亡。
講じた処置 無処置
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報

意見・対応処置等

因果関係 不明
獣医師等の意見 12歳で慢性膀胱炎以外の基礎疾患は無かったと思うが、因果関係は分からない。
製造業者等の意見 細菌性尿路感染症の治療のためコンべニア注を投与された猫(品種不明・12歳・雄)が、1時間後から嘔吐、呼吸困難を呈し、死亡した事例である。ペニシリン系及びセファロスポリン系薬剤では、まれに過敏症を起こすことが知られているので、発現タイミングからアナフィラキシーショックの可能性が疑われるが、可視粘膜蒼白や虚脱のような典型的症状は報告されておらず、過去3回当該薬を投与された際にも元気消失のみ観察されていたので、アナフィラキシーショックと断定することは難しい。また、当該猫が比較的高齢で、慢性膀胱炎があり、併用薬もあったことから、因果関係は不明と考える。なお、本剤の適応外使用については注意喚起のうえ改訂添付文書の啓発を継続する。 
要因究明・対応措置の内容 ・今後も同様の副作用情報の収集に努める。
・副作用情報当該獣医師に対して下記のとおり啓発活動をする。
1.農水省の副作用情報データベースにアクセスし、当該製品の副作用発生状況を確認してもらう。
2.適応外使用が必要と判断された場合は事前に飼主とベネフィットとリスクについて確認してもらう。
3.コンベニア注の添付文書改訂内容についてリマインドする。