2022/10/06

報告年月日 2022/09/16
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 ブロードライン
製造販売業者名

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:フィプロニル
  • 02:（S)－メトプレン
  • 03:プラジクアンテル
  • 04:エプリノメクチン
投与者 動物の所有者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2022/08/12 皮膚投与 0.9mL
投与前の保管状況 不明

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類 猫
品種 スコティッシュ・フォールド
性 オス
生殖状態 避妊・去勢済み
生理状態 該当なし
年齢 実測 3年
体重 実測 4.8kg
投与する前の診断名又は投与目的 寄生虫対策
投与したときの健康状態 不明
既往歴 血尿及び膀胱炎（2022年7月）
副作用歴 なし
医薬品の投与歴 市販のノミ駆除薬

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:神奈川県
発生年月日 2022/08/13
投与から副作用・感染症発現までの時間 1日
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 不明
副作用・感染症の種類（症状） 全身のむくみ、死亡、皮下気腫（死亡後レントゲン撮影）
講じた処置 無処置
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報

意見・対応処置等

因果関係 不明
獣医師等の意見 死亡と本剤の関連は不明と考える。本症例は室内での単独飼育で、おとなしい性格のため外傷による皮下気腫の可能性は低いと考えるが、皮下気腫の原因は不明。本剤の副作用とは考えにくいが、副作用発症前に投与した薬剤は本剤のみである。
製造業者等の意見 本剤投与後の翌日に症状が発現していることから、時間的な関連は認められる。しかしながら、全身のむくみや皮下気腫は本剤の副作用であるとは考えにくい。また、死亡の直接の原因は不明であることから、本剤との因果関係を判定することは困難であると考える。
要因究明・対応措置の内容 今後も情報収集に努める。