2023/01/18

報告年月日 2023/01/11
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 ノビバック DHPPi+L
製造販売業者名

MSDアニマルヘルス株式会社

医薬品区分 生物学的製剤
一般的名称又は主成分
  • 01:サル腎(Vero)細胞培養弱毒ジステンパーウイルスオンダーステポート株(シード)
  • 02:犬腎(MDCK)細胞培養弱毒犬アデノウイルス(2型)マンハッタンLPV3株(シード)
  • 03:サル腎(Vero)細胞培養弱毒犬パラインフルエンザウイルスコーネル株(シード)
  • 04:犬大腿部腫瘍由来株化(A72)細胞培養弱毒犬パルボウイルス154株(シード)
  • 05:レプトスピラ・カニコーラCa-12-000株(シード)
  • 06:レプトスピラ・イクテロヘモラジー820K株(シード)
投与者 獣医師

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2022/09/03 頚部皮下注射 1mL
投与前の保管状況 適切

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 ミニチュアピンシャー
メス
生殖状態 無処置
生理状態 不明
年齢 実測 7月
体重 実測 2.2kg
投与する前の診断名又は投与目的 ワクチン接種
投与したときの健康状態 良好
既往歴 なし
副作用歴 なし
医薬品の投与歴 ノビバックDHPPi+L(2022年8月)

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:大阪府
発生年月日 2022/12/03
投与から副作用・感染症発現までの時間 3月
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 不明
副作用・感染症の種類(症状) 嘔吐、急性腎不全
講じた処置 不明
転帰 回復
同時に投与した他の動物の情報

意見・対応処置等

因果関係 不明
獣医師等の意見 因果関係は不明。山への行動歴と急性腎不全からレプトスピラ症の可能性があると考えている。
製造業者等の意見 当該犬はレプトスピラ様症状を示しましたが、根本的な原因を排除することができない。さらに、本剤は2種類の血清型のレプトスピラ症しか予防できず、効能効果の欠如を結論付けるためには詳細な検査結果が必要である。
要因究明・対応措置の内容 今後も同様の症例の収集に努める。