2023/02/24

報告年月日 2023/02/10
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 ステロップ
製造販売業者名

千寿製薬株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:ジフルプレドナート
投与者 動物の所有者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 点眼 1日1回
投与前の保管状況 不明

2

医薬品名 ロメワン
製造販売業者名

千寿製薬株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:塩酸ロメフロキサシン
投与者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 点眼 30分おきに点眼
投与前の保管状況 不明

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 ヨークシャテリア
不明
生殖状態 不明
生理状態 不明
年齢 実測 11年
体重 不明
投与する前の診断名又は投与目的 白内障術後の処置
投与したときの健康状態 不明
既往歴 不明
副作用歴 不明
医薬品の投与歴 不明

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:愛知県
発生年月日 2022/02/10
投与から副作用・感染症発現までの時間 2月未満
効能・効果 適応外使用
用法・用量 用法・用量外
併用薬 あり:ヒアレイン点眼液:1日3回(朝・昼・夜)、2か月弱
タリビッド眼軟膏:1日2回(朝・夜)、2か月弱
副作用・感染症の種類(症状) アジソンクリーゼ、ふらつき、角膜亀裂、角膜潰瘍、眼球破裂
講じた処置 治療(アジソンクリーゼに対する治療は不明。
角膜亀裂及び角膜潰瘍治療のため、ロメワンを30分おきに点眼。)
転帰 後遺症あり
同時に投与した他の動物の情報 なし

意見・対応処置等

因果関係 因果関係がないとはいえない
獣医師等の意見 名古屋の病院では、眼球破裂に至った原因は、ステロップと考えていると書面で飼い主に回答された。
東京の主治医(獣医師)、救急の獣医師は、ステロップが原因とは考えにくいと飼い主にコメントされている。
製造業者等の意見 ステロップの副作用:アジソンクリーゼ、ふらつき、角膜亀裂、角膜潰瘍、眼球破裂
ロメワンの副作用:眼球破裂

重篤度:「ふらつき」は軽微と判断した。その他の事象については、事象内容から重篤と判断した。
予測性:いずれも未知である。
因果関係:因果関係を否定できる情報がないことから、『因果関係はないとはいえない』と判断した。

未知で重篤の副作用(疑い)は、農林水産省への報告を要すると判断した。
要因究明・対応措置の内容 なし