2023/07/27

報告年月日 2023/07/13
報告者区分 製造販売業者

発現の要因

1

医薬品名 チロブロック錠1.25mg
製造販売業者名

あすかアニマルヘルス株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:チアマゾール
投与者 動物の所有者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2022/06/13〜2022/09/12 強制経口投与 1錠1日1回(夜)
投与前の保管状況 室温

2

医薬品名 チロブロック錠2.5mg
製造販売業者名

あすかアニマルヘルス株式会社

医薬品区分 生物学的製剤以外
一般的名称又は主成分
  • 01:チアマゾール
投与者

投与年月日等

No. 投与期間 投与経路 投与量
1 2022/06/13〜2022/09/12 強制経口投与 1錠1日1回(朝)
2 2022/09/13〜2023/06/03 強制経口投与 1錠1日2回
投与前の保管状況 室温

発現動物

発現頭羽数/投薬頭羽数 1頭羽/1頭羽
種類
品種 雑種
オス
生殖状態 避妊・去勢済み
生理状態 該当なし
年齢 推定 15年
体重 実測 4.3kg
投与する前の診断名又は投与目的 甲状腺機能亢進症
投与したときの健康状態 不良
既往歴 不明
副作用歴 不明
医薬品の投与歴 メルカゾール錠:2018年~2022年3月13日

発現の概要及び転帰

都道府県名・国名 国内:福岡県
発生年月日 2023/02/02
投与から副作用・感染症発現までの時間 325日
効能・効果 適応どおり
用法・用量 用法・用量のとおり
併用薬 なし
副作用・感染症の種類(症状) 体重減少、嘔吐、発熱、食欲不振、腎細胞癌などの上皮悪性腫瘍疑い
講じた処置 治療(プロナミド錠5mg(2023/2/2~9),セレニア注(2023/2/3),コンベニア注(2023/2/3,5/15,6/2),プレドニゾロン注射液(2023/2/3),レメロン錠15mg(2023/2/10~21),パラディア錠10mg(2023/2/22~5/29),セレニア錠16(2023/5/29~6/2),ラシックス注20mg(2023/6/2))
転帰 死亡
同時に投与した他の動物の情報 該当なし

意見・対応処置等

因果関係 因果関係がないと考えられる
獣医師等の意見 体重減少:腎臓腫瘍との関係が疑われることから、チロブロック錠との因果関係なしと考える。
嘔吐:クレアチニン上昇と小腸コルゲートサインが認められたことから、腎臓又は消化管(膵臓)の異常からの可能性が高く、その後嘔吐は消失したので、チロブロック錠の影響ではないと考える。
発熱:これまで長期に渡りチロブロック錠を投与しているが、これが原因で発熱したことがなく、他の投与猫でも発生はないので、チロブロック錠とは無関係と考える。腎臓腫瘍に付随した発熱かどうかは不明。
腎細胞癌などの上皮悪性腫瘍疑い:チロブロック錠投与で全身状態、T4値などは比較的長期間良好であり、14歳と高齢であるので、加齢の影響が大きいと考える。
製造業者等の意見 腎細胞癌疑いの診断から4ヵ月後の死亡に至るまでの間、肝臓及び胸部への転移の可能性もあり、本症例で認められた症状(体重減少、嘔吐、発熱、食欲不振)は、腎細胞癌が原発であったと考えられる。腎細胞癌の原因については不明であるが、担当獣医師のコメントのとおり、チロブロック錠投与により症例の全身状態、T4値等は長期間良好であり、チロブロック錠投与との因果関係はないと考える。
要因究明・対応措置の内容 当該症例の事象は本剤との関連性は認められないが,今後とも安全管理情報の収集に努める。