2023/10/19
| 報告年月日 | 2023/08/23 |
|---|---|
| 報告者区分 | 獣医師等 |
発現の要因
1
| 医薬品名 | ショットオン 猫用 |
|---|---|
| 製造販売業者名 |
アース・ペット株式会社 |
| 医薬品区分 | |
| 一般的名称又は主成分 |
|
| 投与者 | 動物の所有者 |
投与年月日等
| No. | 投与期間 | 投与経路 | 投与量 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2023/07/29 | 皮膚投与 | 0.8g |
| 投与前の保管状況 | 常温 |
|---|
発現動物
| 発現頭羽数/投薬頭羽数 | 1頭羽/1頭羽 |
|---|---|
| 種類 | 猫 |
| 品種 | 雑種 |
| 性 | オス |
| 生殖状態 | 無処置 |
| 生理状態 | 該当なし |
| 年齢 | 実測 85月 |
| 体重 | 実測 6.15kg |
| 投与する前の診断名又は投与目的 | ノミに寄生された子猫を迎え入れる予定があり、当該猫にノミが寄生するのを防ぐため |
| 投与したときの健康状態 | 良好 |
| 既往歴 | なし |
| 副作用歴 | 投与部分の脱毛 |
| 医薬品の投与歴 | 無し |
発現の概要及び転帰
| 都道府県名・国名 | 国内:鹿児島県 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2023/07/29 |
| 投与から副作用・感染症発現までの時間 | 1日 |
| 効能・効果 | 不明 |
| 用法・用量 | 用法・用量のとおり |
| 併用薬 | なし |
| 副作用・感染症の種類(症状) | 脱毛 |
| 講じた処置 | 治療(薬剤を塗布した部分の洗浄) |
| 転帰 | 回復 |
| 同時に投与した他の動物の情報 |
意見・対応処置等
| 因果関係 | 因果関係があると考えられる |
|---|---|
| 獣医師等の意見 | 脱毛したのが薬剤塗布した部分と一致する事、塗布した翌日に生じたこと、当該猫は完全屋内飼育であり、その他の刺激物の接触なども確認されていない事から、当該薬物の影響によると考える。 |
| 製造業者等の意見 | 本件につきまして、副作用情報では、『薬用アーススポット猫用』を7月29日に、1頭の猫に処理していただいたところ、翌日に脱毛が見られたとあります。担当獣医師の先生に確認しましたところ、飼い主の方が8月23日に、別の主訴で診療に来られた際に本件のお話を聞かれたとのことでした。その際のお話では、飼い主の方がすでに症状発現猫の体表をシャンプー洗浄してくださっており、8月12日には発毛が見られ、診察当時は皮膚症状もなく、脱毛部位もわからないほどに回復していたようで、当時の状況を聞き取ってくださったようです。 本件につきましては、本剤を処理した猫が濡れた部分を気にして体表を舐めることで脱毛が発生した可能性もゼロではありません。 本剤につきましては、本件のような事象を回避するため、添付文書の使用上の注意に、『本剤滴下直後には滴下部位を舐めないように注意すること』の記載をすることで注意喚起を行っており、また、本件の症状につきましても既知の事象として、使用上の注意に『本剤を使用して猫によだれ、嘔吐、痒がる、興奮する、皮膚が赤くなる、元気がなくなる、脱毛、その他通常と異なる症状がみられた場合は、速やかに獣医師の診療を受けること。』と記載させていただいております。 担当獣医師の先生のご意見としまして、『刺激物の接触なども確認されていない』ことから本剤との因果関係があるとのご判断をいただいておりますが、当時の状況を十分把握することができず、当社としましては、上述のとおり、濡れたことによる違和感から体表を舐め、脱毛が発生した可能性はあるものの、因果関係につきましては明らかにすることができませんでした。 本剤につきましては、皮膚に対する刺激性についても調査して安全性を評価しており、用法用量に準じてご使用いただきましたら猫に対する安全性に問題はないことを確認しております。しかしながら、本剤処理後に、猫が濡れたことによる違和感で処理部を舐めることがあることから、今後も注意喚起に努めていく所存です。 |
| 要因究明・対応措置の内容 |
